盗撮目的でカメラ設置容疑、市職員書類送検 岐阜・羽島
2016年6月21日03時29分

 岐阜県羽島市役所の女子トイレに盗撮目的でカメラを設置したとして、40代の市職員の男が
建造物侵入と軽犯罪法違反の疑いで書類送検されていたことが20日、捜査関係者らへの取材でわかった。県警も公表していない。

 関係者によると、男は今年3月上旬、同市竹鼻町の市役所中庁舎1階女子トイレに侵入し、
利用する女性を盗撮する目的で個室内に小型カメラを設置した疑いがある。
トイレに入った女性がカメラに気づき、通報を受けた市が県警岐阜羽島署に被害届を出した。
その後、男が自らの犯行を市に報告したうえで、署に自首したという。

 男は4月1日付で農業委員会事務局から職員課に異動した。3月中旬から休んでいるという。署は4月20日付で書類送検した。

 市の担当者は朝日新聞の取材に「警察の報道発表がなかったので、市としても公表しなかった。
今後、検察庁や裁判所の判断を待って処分を検討する」と話した。

http://www.asahi.com/articles/ASJ6N4HNQJ6NOHGB00H.html