盗撮目的で住居侵入の教諭を処分 バイクの男性はねた教諭も/県教委
2016年2月10日(水)

県教育委員会は10日、盗撮を目的とした住居侵入容疑で逮捕された
新座市立池田小学校の青柳健太教諭(35)を懲戒免職処分に、
自動車を運転中にミニバイクの男性をはねて死亡させたとして
川越市立川越小学校の女性教諭(54)を停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した。

県教育局小中学校人事課によると、青柳教諭は昨年12月20日午前1時ごろ、東京都練馬区の自宅近くのアパートの敷地に侵入し、
1階の窓を開けてのぞき、着替えていた女性の後ろ姿を持っていたスマートフォンで動画撮影した。
通報で駆け付けた練馬署員に現行犯で逮捕された。
犯行を認めており、「インターネットの(盗撮)サイトを見て興味を持った。教員の信用を傷つけるようなことをしてしまい申し訳ない」と話しているという。

女性教諭は2013年7月4日午前7時ごろ、川越市的場の信号機のない交差点で、自家用車を運転中、
左側から直進してきたミニバイクの男性=当時(41)=をはねた。男性は搬送先の病院で死亡した。
女性は14年11月、自動車運転過失致死罪で在宅起訴され、今月4日、さいたま地裁川越支部で、禁錮2年、執行猶予4年の判決を言い渡された。
女性は昨年1月8日から休職している。

http://www.saitama-np.co.jp/news/2016/02/11/01.html