>>197

泣いてるときの顔つきは親と向き合って睨みながらだけど、嗚咽をこらえ
きれないせいか、口を曲げて歯をおもいきりのぞかせてたり、意味もなく
髪をかきあげるみたいにいじったり、あとはたまに片手で口を覆うような
仕草をみせたりしてた。だから口の上を覆うみたいに当ててるときに
何度か、涙のつぶが手の上を通過して流れてたりしたかな。手の骨が浮き出た
でこぼこのあたりから、ポロッとカーペットに落下、とかもあった気がする。

泣く頻度じたいはそこまで多くはなかったけど、このとき以外で覚えてる
のだと、中学のときにあと二回くらい、親との言い争いで泣いたとき、
高校ではセンター試験で失敗して号泣し続けてたときくらいしか記憶にない。