小学校の頃の女子の泣き顔は、半袖か薄いブラウス姿で、腕やブラウスの袖とか襟元で涙拭ってる印象が強い。
>>17の子は、大泣きになって激しく嗚咽してる最中は、ハンカチ使う余裕がなくなって、腕や襟元で顔を拭いてた。

この子が6年生の冬に、厚めのセーター姿で大泣きしたことがあった。
例によって顔上げたまま、唇歪めて不規則にしゃくり上げて、腫れたまぶたの間から涙ぼろぼろ状態だったのだが、いつものように涙を拭けない。
手とハンカチで涙拭うのは追いつかなくて、顎からセーターの首〜胸元にぽたぽた涙が滴り落ちてた。
セーターが涙を吸わないから、大粒の滴がセーターの編目に溜まって、時々きらきら光るのが見えた。
この時のいきさつは忘れたが、立ちつくしたまま10分近く、ほとんど一方的に言われっぱなしで、時々泣き声上げて嗚咽し続けてた。
泣き腫らしきった目の縁や鼻の赤みと白い肌との対照に加えて、紅潮した耳朶や首筋と白いセーターのコントラストも目立って、興奮させられた記憶がある。