中学の時、クラスの女子三人とオレ一人が放課後、教室に残されて説教を食らったことがあった。
叱られている間に、大人びた顔立ちのA子が、鼻を赤くして、うっ、うっ、としゃくりあげ始めた。この子はなく時ハンカチで涙を拭くけど、この時はハンカチはなくて、手で涙を払う感じ。手で払うたびに涙が頬に塗りつけられるようになっていた。
10分位、教師の説教とA子の嗚咽が響く状態。反省の言葉を言わされて、まずオレが言ったあとで、
幼い顔立ちのB子が言う。B子は声が震えてたけど、泣かないで言い切る。
次に、c子。c子は優等生で、アイドル性のある子。多分c子が好きな男子はいっぱいいた。
c子は途中で、鼻を真っ赤にして目をうるませる。うえっ、うえっと言う感じで嗚咽し出して、一分くらい中断。手で口を押さえて泣きじゃくる。涙が手のひらの上に伝って、床とスカートに落ちていた。
その後嗚咽しながら、言い終えた時は、床に五粒くらい、大きなシミができている。
最後にA子が泣きじゃくりながら、中断しないで言い切る。