計量パス。シーサーはKO宣言。執念の江畑。
血みどろでリングに沈むのはどちらか?

こんな感じになれば…。
江畑が冷静なボクシングでジャブとボディを当て、苛つくシーサー。
KO狙い強振が目立つシーサーに江畑は上下に的確なヒット。
江畑は接近してボディ連打し、打ち終わりにカウンターを合わせる。嫌がるシーサー。
中盤シーサーの動きが落ちる。江畑の執拗なボディ攻撃が効いている。
江畑の被弾も多く鼻血を流すが、薄笑いを浮かべシーサーを殴り続ける。
江畑の右ストレートがシーサーの鼻っ柱を砕き、大量の鼻血がリングに撒き散らされる。
後退しロープを背にしたシーサーに江畑の左右フックが炸裂!
額と眼の上をザックリと切り裂かれたシーサー。撒き散らされる血!
ストップされるのを怖れたシーサーが血みどろで突進する。
待ち構えていた江畑。
まず、ボディへ強烈なカウンター!シーサーの赤いマウスピースが口からはみ出し、
吐いた胃液と鼻血が混じり、あたかも血まみれの内臓か口から飛び出したかのようだ!
そこに江畑の右ストレート!左フック!右フック!
血とマウスピースが空中に噴き上げられた。
血みどろのシーサーは壊れた人形のようにふらつくと、もんどりうってリングに倒れた。
裂かれた額と口から大量の血が流れた。

レフェリーは驚愕し即座に試合を終わらした