初めておむつを履いた時より、初めて買いに行ったときのドキドキ感が今だに忘れられんなあ。

大きなドラッグストアだと知り合いがバイトしてる可能性があるからと、遠く離れた路地裏にある小さな薬局に入ったんよ。
客は自分一人しか居なかったんでゆっくり選べるなと思った矢先、店員のオバチャンが出てきて「紙おむつをお探しですか?」と声をかけられた。
ええ、お祖父ちゃんが履くヤツを買いに来ましたと、予め用意しといたセリフで返したら「サイズは?」と聞かれ、完全想定外
(サイズの事は完全に頭に無かった)の質問にとっさに「あ、僕と同じぐらいです」と答えてしまったもんだから、以降の会話はまるで自分が履く前提かの如く話が進んでしまった。(いや、正解ですw)
結局オバチャンのアドバイス通りのサイズの、テープ式の表面がパリパリのビニールのヤツ(メーカー、銘柄、記憶なし)を買ったんだけど、
会計の時保険控除の話をされよく分からんかったから「結構です」と断ったら、不審そうな顔された。
(オバチャンの中では、疑惑が確信に変わった瞬間だったのかも知れん)

当然ですが、もう2度とその店には行ってません。