>>613
続きを書きます。もらした子をAとします。(以下敬体略します)
当時、俺、6年1組の男子学級委員。A、6年2組女子学級委員。
卒業前の1月、謝恩会についての会議をした。放課後の1時間程度だった。
出席者は、3クラスの男女学級委員6名と、顧問教師の計7名。場所は6年1組教室。
もらしたのは、会議終了時。顧問が「よし、終わるか」と言って、
全員が椅子から立ち上がったとき、Aが「あっ」と声を出し、そのままもらした。
すぐ、Aを含む女子学級委員が床を拭き(ほとんどAがやった、また、椅子は無事)
みんな、帰ろうとしたが、Aは、具合が悪そうだった。
そこで、顧問が俺に、「俺よ、お前がA家に一番近いから、Aを送っていけ」と指示した。
(俺の家とA家は、300m程の距離、児童会の地区は別)
俺は、Aが俺と帰るのを嫌がるかと思ったが、俺が送ることを了承した。(A家まで徒歩5〜6分)
それからAは、濡れたソックスを脱ぎ、簡単に足を拭き、
濡れた上履きと一緒に袋に入れ、そして二人で歩き始めた。(濡れパンのまま)
帰る途中、俺はAに「具合はどうか」と聞いたが、Aは「大丈夫」と答えた。
俺は、それ以上は何も言わなかったが、Aが話し始めた。
「微熱があったので、会議前に、薬を飲んだ。それが原因かどうかはわからないが、
会議の途中から、トイレに行きたくなった。でも途中抜けるのは、恥ずかしいし、
それより、我慢できると思った。だけど終わって立った時、急におしっこが出てしまった。」
ちょっと、涙目でそんな話をした。
俺は、「気にするなよ、今日の6人しか知らないし」と言ったような気がする。
それから、間も無くA宅についた。(事実、他のクラスメイトには、知られなかった)
Aは、「送ってくれありがとう、ちょっと待ってて」と言って家の中に入った。
程なく、バタバタとA母が出てきて「Aを送ってきてくれてありがとう」と言って
高級そうなお菓子をくれた。俺は、それを貰って我が家へ帰った。