>>615
いつもは、まだ寝てる時間だけど、何と無く目が覚めたのでその後を。
その前に、少し補足説明。 Aのスカートは無事だった。(女子の立ちおもらしの長所?)

家に帰ったら、かーちゃんに、お菓子を手に入れた経緯について、問い詰められた。
俺は、「具合が悪くなったAを、A家に送ったら、A母がそのお礼にと、くれた」と答えた。
(おもらしのことは言わなかった)
かーちゃんは、すぐA家にお菓子のお礼の電話をしたが、逆にA母から、
Aを送ったことのお礼を言われたそうだ。
(元々、母親同士、「全く交流がなかった訳ではない」とのこと)
電話が終わった後、かーちゃんは、たまにだが、近所のスーパーなんかでA親子に
「出会ったことがある」そうで「Aちゃんは、可愛くて、素直で、賢そうだ」と言った。
俺が、驚いたのは、次の休みの日に、Aから「俺の家に、お礼に来たい」と電話があったこと。
かーちゃんが、OKを出したため、Aが、中学で使えそうなノート3冊を持ってやってきた。
ノートは、ちょっとラッピングがしてあった。それを「お礼」だと言って俺にくれた。
かーちゃんは、玄関で帰ろうとするAを、強引に家に入れ、お菓子や飲み物を振る舞った。
かーちゃんは、Aに「これからも、『俺』と仲良くしてやってね」とか、言っていた。
それから、謝恩会、小学校卒業、春休み、中学校入学と進んだが、その間に俺とAは
お互いの家を、何度か行き来し始めた。俺も、A母には悪い印象は持たれてないようだった。
(A母も、俺に「中学に行ってもAをよろしくね」とか言ったような気がする)
俺は、その頃から、だんだんAを好きになっていた。
それで、中学校入学前に『これからも仲良くしてくれる?」と聞いた。
Aも、少し赤くなって「こちらこそお願いします」と言った。
それからは、半ば「親公認」のような交際が始まった。
その後、同じ高校に進み、この度、2人とも希望大学に合格したので、
思い出に『613」を、何と無く書いて見た。