盗撮 元常勤講師、起訴内容認める 地裁尼崎支部初公判 /兵庫
毎日新聞2017年7月13日 地方版

女子生徒のスカート内を盗撮したとして県迷惑防止条例違反の罪に問われた

報徳学園中学の元常勤講師(音楽)、丸橋大輔被告(33)

の初公判が12日、神戸地裁尼崎支部(澤田正彦裁判官)であり、丸橋被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。
起訴状によると、丸橋被告は昨年7月〜今年1月、宝塚市や西宮市内で、
クラブ活動の合同練習に参加した私立中・高校の女子生徒計4人のスカートの中をスマートフォンで盗撮した、とされる。

検察側は冒頭陳述で、撮影時の音を消すアプリを使って11年か12年ごろに駅などで、
14年ごろから合同練習で盗撮をし、年間300回以上繰り返していたと指摘。
丸橋被告が今年3月に電車内で女性を撮影してトラブルになり、西宮署員にスマホを任意提出し、
自宅も捜索されたが、新しいスマホを買って盗撮を続けていたことも明らかにした。

丸橋被告は5月に同署に逮捕された。
報徳学園によると、丸橋被告は1年契約の常勤講師だったが、逮捕後まもなく契約を解除した。【石川勝義】

https://mainichi.jp/articles/20170713/ddl/k28/040/338000c