住居侵入容疑 産総研職員を逮捕 女性宅の写真撮影、投稿
毎日新聞2018年2月16日 21時29分

千葉県警千葉中央署は16日、

国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研、茨城県つくば市)の主任研究員、
堀俊夫容疑者(50)=東京都江戸川区西葛西2=を住居侵入容疑で逮捕した。

同署によると、留守中の女性宅に忍び込んで写真を撮影し、闇サイトで知り合った男にメールで送っていたという。
逮捕容疑は昨年3月下旬、県内の女性宅に侵入したとしている。堀容疑者と共謀したとして、
同署は東京都中野区中央3、無職、八木隼人容疑者(36)も同容疑で逮捕。いずれも容疑を認めている。

同署などによると、堀容疑者が実行役として女性宅に忍び込み、外観や内部を撮影。
闇サイトで知り合った八木容疑者と共有したり、闇サイトの掲示板に投稿したりしていたという。
闇サイトでは他人の生活に興味を持った利用者が情報交換していたとみられ、盗撮とみられる画像が他にも複数確認された。

警視庁から「千葉県内とみられる写真が投稿されている」との情報提供があり、両容疑者が浮上。
同署が詳しい動機や侵入方法、役割分担を調べている。

産総研は経済産業省所管の法人。産総研報道室は「同姓同名の職員が在籍していることは確認したが、
逮捕の有無や容疑の内容は分からない。確認の上で対処したい」としている。【斎藤文太郎】

https://mainichi.jp/articles/20180217/k00/00m/040/134000c