>>281
できるだけ詳しく書くが、足りないこととかあったらまた聞いてくれ。
時期的にはちょうど今頃だったと思う。
その日は委員会活動があって、俺はその子といっしょに美化委員をやってたんだ。
で、うちの委員会は時間がかかることが多くて、この日も6時間目を少しオーバーしてやっと終わった。
もう他の友達は帰っちゃっててその子とふたりで帰ることになったんだけど、そのときにはもうおしっこを我慢してて前を押さえてた。
靴箱の前で「トイレなら行ってくれば?」と言ったんだけど「平気」と言うから学校を出たんだ。
学校からマンションまでは20分くらい。
その間もぎゅうぎゅう押さえたり揉んだりしながら我慢してたんだけど、歩いてるときより信号とかで止まってるときのほうがつらいみたいだった。
すげぇ足をじたばたさせながら信号を待ってたのを覚えてるよ。
するとかなりやばい波が来たらしく、「やばい、超トイレ行きたい」とか言い出した(んなことわかってるよって感じだったが)。
「我慢できんの?」と聞くと「無理、漏れそう」と返事。
しかし周りにトイレはなくマンションまで我慢するしかない。
漏らされても困るから、とにかくマンションまで歩き続けた。
しかし到着直前の信号で止まったとき、その子の動きも止まった。
と同時にその子のズボンにじわじわとシミが広がっていって、やがて足を伝って地面に水たまりを広げていった。
俺もその子も言葉を発することなく、広がっていく水たまりを見ていた。
お漏らしが止まると我にかえったみたいで、「どうしよう…」と言いながら半泣きになってた。
俺は「とりあえず帰ろう」と言って、その子の手をとってマンションへ歩き始めた。
その間は特に会話はなかったな。
それで家まで送っていくと、その子の母親から袋入りのチョコレートかなんかをもらったよ。