数々の伝説を持つ、地元のスーパースイマー姐さまに偶然、十数年ぶりに会った。

スイミングスクールで数々の記録を塗り替え、体育大学から教育実習で来てくれた時には、妙技の数々と鍛え上げた競泳水着姿で私たちをびっくりさせてくれたのだけど、

年月は残酷で、見た目が順調に加齢していただけでなく、気が強いだけのただのおばさんになってしまっていた。

「苦しいって思っている内はまだまだで、それを乗り越えてどこまで頑張れるかが勝負」と繰り返していたのをよく覚えている。

競泳4種目共に綺麗だったけど、25mプールで潜水100mを披露、手足を少し震わせながらも笑顔でガッツポーズしていたのが印象的でした。