それでパニックに近い状況になった時に、
本気で自分が生命のピンチなのだということを自覚したら、
身体の奥底から火事場の何力というか水中の別の息みたいなのが出てきて、それで一段ギアが上がってトランス状態みたいになって、
スローモーションみたいに冷静に拘束を解く事が出来たそうです。
それで何かに目覚めたようになって、いつも追い詰められた時に何力が出せるような感覚になったそうです。
その事をスイミングの先輩に相談したら、ピンチを感じる時に、パニックにならずに一段ギアが上がるような感覚になれる人はアスリートとしての素質があると言われて、
それで体育系の専門学校に入学したそうです。

彼女は今でも普段はおっとりまったりしているのですけど、マラソンや水泳などの大会になると、いつも自分をギリギリまで追い詰めて、
それで本番では割と好記録を出しているそうです。
チャンスがあれば、トライアスロンにもチャレンジしたいと言ってますけど、
フリーダイビングも本格的にやってみたいと言ってます。
彼女がどこまで自分を追い詰められるのか、
どこまで記録を伸ばせるのかけっこう楽しみです。