震える身体、交差する脚。
ビクつく割れ目と湿っていく下着。
羞恥と恐怖の狭間。
右手を誘う、禁断の欲望。
隣の席の男子の視線を無視し、ポケットに手を突っ込む。
そして親指と小指で、塞ぐ噴火口。
感情すらだだ漏れしそうで、
それでも喘ぎ声を懸命に抑え。
今にも溢れ出そうな溶岩を、
誰が見てもブスだと思う、
苦悶の表情で必死に塞き止める、憐れな少女。