>>59
社会人になっても泣きたがる子はいるよ。
職場のそばでひとり暮らししてた頃に付き合った子の中に、2人「今から泣きにいっていい?」と、何度も部屋に来た子がいた。
2人とも部署は違う子。大きい会社だったから、密かに職場恋愛してる子は多かった。

1人はその部署では若手のリーダー格で、新卒の育成と、キャリアアップのプレッシャーで苦労してた。
非常階段の扉の向こうで、隠れてしくしく泣いてるのに出くわして、声をかけたのをきっかけに付き合うようになった。
ストレスがmaxになった時、毎晩電話をかけてきて、俺が帰宅してると、文字通り泣きにきた。
部屋のドアを開けた時点でもう目が真っ赤、パンプスも脱がずに「うぇーん、うぇーえぇーん」と泣き声張り上げてすがりついてきた。
そのまま玄関先で泣きじゃくりながら座り込んでしまうので、抱きかかえて部屋に連れてきて、まずは10分くらい胸のなかで大泣きさせる。
激しく嗚咽して過呼吸状態になりかけるのを、背中をさすって落ち着かせる間に、彼女がTシャツやトレーナーに顔をこすりつけてくるので、いつも腹のあたりがぐしょぐしょになった。
少し落ち着いて、ふぇっ、ふぇぇっ、と声を出さずに嗚咽するようになったところで、顔を上げさせて座らせて、ようやくグチを聞く。
まぶただけでなく、頬まで真っ赤にしてばんばんに腫らす子だったから、その頃にはうるみきった目が細くなってた。
もちろんグチりながら、何度も思い出し泣きするので、そのたびに顔を支えて指で大量の涙をぬぐってやったり、抱きしめて泣きじゃくらせたり...
毎回1〜2時間泣いて、すっかり泣き腫らしきって化粧も落ちて、とても公共交通では自宅(から通勤してた)に帰れないから、夜遅く車で送っていくのが常だった。

学生の頃はすごい泣き虫で、理系の学部のゼミでは、実験に使うキムワイプを1箱「おまえが泣く分だ」と渡されたくらい、とのこと。
職場では立場上、涙を必死でこらえてて、その分の涙を俺の部屋で全部流したいと言ってた。
人目もないから、完全に子供泣き。
何度か泣き顔にキスしたことがあったけど、涙が口元に流れ込んできて、嗚咽で息が続かなくて、そのたびに「ごめんね」と言ってまた泣いた。