アツギのタイツ企画炎上「性的で怖い」 SNSに潜む罠
2020年11月4日 20時14分
https://www.asahi.com/articles/ASNC46FQKNC4UTIL00Z.html

神奈川県海老名市に本社を置く東証1部上場のストッキング・タイツメーカー「アツギ」が、
公式ツイッターでのキャンペーンをめぐり謝罪した。タイツ姿の女性のイラストに「性的な
描写を連想させる」などと批判が集まった。何が起きたのか。

同社は11月2日の「タイツの日」に合わせ、「#ラブタイツ」と名付けたキャンペーンを
ツイッターで展開した。30人のイラストレーターに、同社製品を着用した女性をイメージした
イラストを制作し、投稿するよう依頼。投稿を同社アカウントで引用(リツイート)し、PRした。
寄せられたイラストに同社担当者が「素敵なイラストばかりで、動悸(どうき)が
おさまらないアツギ中(なか)の人」とツイートする様子もみられた。

 ところが、イラストの中には女性がスカートを持ち上げた姿や短いスカートで下着が
見えそうなものが含まれていた。
「タイツそのものより、タイツ女子を鑑賞する意図の方が大きい」
「防寒やおしゃれのためのタイツを性的な目で見ているのが怖い」
などと批判が相次ぎ、「女性の購買意欲がわくはずがない」との指摘もあった。