今から約30年前、俺が高校生の時の話だ。
その日俺は音楽の授業中、忘れ物をしたと嘘をついて教室に戻った。
目指すは片思いをしているA子のロッカー。中から取り出したのは紺色のブルマ。
(A子さんのブルマだ、ハアハア)
ブルマを手に取った俺は興奮して顔につけて匂いをかんだ。
(A子さんの匂いだ、いい香り)
(ブルマはええのう)
その時、背後から女子の声がした。
「阿保川君、何をしているの!」
続く