下着などが映った動画をインターネットで販売し、10か月間で820万円を売り上げていました。
東京都の迷惑防止条例違反の疑いで逮捕されたのは、大阪府内の私立大学に通う21歳の大学生の男です。
警察によると男は、2020年2月初め、東京都渋谷区の東急電鉄「渋谷駅」で、
停車中の電車内に立っていた大学生の20代の女性に後ろから近づき、スカート内にスマートフォンを差し入れて下着を撮影した疑いが持たれています。
警察が押収した男のタブレット端末には、女子高校生らのスカート内を盗撮したとみられる動画、およそ600本が保存されていて、
うち50本ほどがインターネットの「盗撮系」と呼ばれるサイトに投稿され、1本500円から3000円ほどで販売されていました。
「盗撮系サイト」では、「本作は盗撮風動画で、フィクション作品です」といったうたい文句で動画が販売されていて、
男は2020年11月までの10か月間で820万円を売り上げていました。
2020年1月に、大阪市内にある商業施設の従業員専用の女性トイレ内で、天井にスマートフォンがガムテープで貼り付けられ、
動画が撮影される事件があり、警察の調べで男の犯行が発覚、捜査が続いていました。
調べに対し、男は「高校生だった5年ぐらい前から駅などで盗撮を繰り返しやっていた。お金も稼ぎたく、盗撮をやめられなかった」
と容疑を認めていて、「売り上げた金で旅行や買い物をした」と話しているということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4bd758403f7b60bb77b8064c11813b03c1faf587