高校時代の先輩と後輩女子と偶然会えたのだけど
先輩が高校の時に水泳で県大会出場してヒロインだったのを後輩が知らなかったらしく後輩はとても驚き喜んでた。

それで先輩が今はフリーダイビングに凝っているという話だったのでしばらくその話題で盛り上がってたのだけど
フェチ傾向のある私よりも後輩の方がやたら積極的に活き活きと質問しまくっていたので
何か不自然に感じた。

先輩と別れて後輩と二人になったので
「確か何々さん、泳ぎは得意じゃなかったよね。そんなに先輩が深く潜る事とか苦しくて大変だったとかそういう話にどうしてそんなに興味があるの?」

すると後輩目の奥を輝かせて鼻にかかった声で「だって私深さ何十メートルだとか何分息止めて潜水だとか絶対いけないもん、それが出来ちゃうのがすごいし、それに深いところで拘束されたりとか
もしうまくいかなかったらそのまま溺れてヤヴァいじゃないですか
その光景を想像したら胸がドキドキしませんか」
「そりゃまあ、、そうだね」
「だってあんなにしなやかな身体の先輩が苦しくて苦しくてそれで鼻から思いっきり水飲んで溺れてもがくなんてあり得ないじゃないですか
そんな危険性おかして潜るのですよ、そりゃもう胸がドキドキしてキューンとなりませんか?…」

こいつマジでヤバい女だと思い始めたら、本人もふと正気に返ったらしく
笑いながら、「冗談ですよ、冗談、こんなバカバカしい話先輩にはしないでくださいね」と慌て出したので
こりゃガチだったのか、それにしても女性の心の奥底の残虐性というのはなかなか怖いなあと思ったものです。