補足すると白都真理版が1985年
佳那晃子版が1988年制作だった
白都真理版の方が個人的には好きだな
水中で時々空気管からのエアで息継ぎしながら、バレエのポーズの練習を一人で優雅にしているシーンは秀悦
水中で長いフィギュアの練習で息が苦しくなって来たので、息継ぎしようとしたところエアが出て来無いので息継ぎ出来ず、エアの出て来ない空気管を投げ捨てるようにし、水槽の底から遠くの水面に向かい苦しそうな表情で浮上していく様子が良かった。
水中の艶めかしさは佳那晃子より白都真理の方が上だったと思う。
白都真理は大河ドラマにも出ていたし、燃えるような美貌の持ち主なので女優として大成すると思っていたが、その後の活躍はもう一つだった。
人魚伝説がいけなかったのか?
人魚伝説は政治色のあるテーマではあったが、脚本が悪いのか演出の問題なのか、カルト色の強いB級映画になってしまった。金環蝕とか白い巨塔のように社会問題を扱った名作になれんかった。