>>490
昔のサンシャイン水族館の回遊水槽は餌付けする場所に、長いエアホースの先にレギュレータのセカンドステージが準備してあった。
マリンガールはプールの中をスキンダイビングで移動し、餌付けの場所でレギュレータで呼吸して餌付けショーを行い、ショーが終わるとスキンダイビングで水中移動し戻って行く段取りだった。
スキンダイビングで移動する距離は10m位かな。
マリンガールは赤いワンピースの水着にオーバルマスクにフルフットのフィンだね。
マリンガールは何人かいたけど、大体は10mの移動をサッと15秒程で終わらせて、すぐにレギュレータで呼吸の確保をしていた。戻る時も同じ。スキンダイビングに余裕が無いのでそうなるんだろうな。
中には潜り慣れている感じの女性がいて、10mの移動に30秒以上かけて手を振りながらゆっくり移動したり、途中で止まってポーズしたりしてくれた。その女性はフィンキックがすごい綺麗だったので水泳歴とかあったんだろうな。
その女性の時に餌付けショーが終わり水槽内をスキンダイビングで女性が戻る途中で、カメラを見せて写真を撮りたいからポーズしてほしいとサインを送ったら目の前でポーズしてくれた。
その時に小学生の甥っ子を連れて行っていたので、甥っ子とお姉さんを一緒に写真に撮ったり、私と甥っ子とお姉さんの3人での写真を人に頼んで撮ったり何枚か写真を撮っていた。
そうしたら流石のお姉さんでも息が苦しくなって来たようで、それまで全く息が出ていなかったの水中で口から息が時々ポコッポコッと漏れ始めた。
それを見たら悪戯心が出て来て、ワザとモタモタしているとお姉さんは口を指差し息継ぎするというサインを出すや、餌付けポイントまで5mほど戻り息継ぎしていた。
戻る途中で息が大きくボコッボコッと出ていたので息がギリギリだったと思われる。
レギュレータを咥えるとお姉さんは激しく泡を出していたので、荒い呼吸している様子が見てとれた。
お姉さんは呼吸を整えると戻って来て、ポーズした後にOkサインを出して水槽内を戻って行った。
結果としてマリンガールのお姉さんに限界までスキンダイビングをさせてしまった。多分2分半位だったと思う。
その時に甥っ子とお姉さんで撮った写真を添えて水族館に礼状を送ったら、お姉さんから返事が来たのもいい思い出だ。