今度のGWに久しぶりに同窓会やろうってことになったらしく、地元に残って家業を手伝っている同級生(A子)から連絡があり、ついでに昔の話題で盛り上がったのですが。

当時A子は勉強もスポーツもまるでダメ、おまけにルックスもパッとしない地味な子でしたのでその分コンプレックスも強かったようです。
何かしら得意なことはないのか聞いたのですが何も出てこないし思い付かない。
だったらこれだけは誰にも負けない特技を作れば?と提案したら、誰にもって言うか、従姉のB子ちゃんのように泳げるようになりたいと言うのです。

B子さんはA子の二つ年上で、代々海女さんの家系の水泳の天才的達人として町中に名を馳せていた人。

いやいや、それはさすがに無謀だろ、っつーかお前死ぬぞ?まったく泳げないのに。ってひどくdisったのですが、A子が言うには息継ぎができないだけで面かぶりクロールでならなんとか泳げるかな…。
そんなら面かぶりクロールで最後まで突き進めwと冗談交じりでその時は話を終えました。

その後、二人とも別々の高校に進学したのもあって連絡取ってなかったのですが、A子はその間もずっと面かぶりクロールで泳げる距離を伸ばすため地獄の苦しみのような練習を地味にひたすら続けていたようです。

冗談で言ったのにマジで続けてたのかと驚いたのですが、聞いてみたら当時の記録から息こらえは6倍、面かぶりクロールの到達距離は5倍に達していました。
まあ、いまだにB子さんの足元にも及ばないようですが、それはB子さんがすごすぎるからで、A子の努力と根性はなかなかすごいと思います。
一応海女さんの血筋引いてることは確かなので。

GWに会えるのが楽しみです。