震災が父の命を奪った
三日前、恋人ができたとはにかみながら報告したら
「素晴らしいな、なんという人だ?是非紹介してくれよ」と喜んでくれた父が

後日、父の遺品から僕に宛てた一通の手紙が見つかった
そこには男爵とあだ名された父の全てが記されていた
そして僕は決意した。二代目男爵として父と同じ道を歩むことを