裸祭りがある街に住んでます。
毎年寒い冬が来ると、裸祭りが開かれて、一糸まとわぬ姿で街の男たちが街角を走り抜けて、海に飛び込むんです。

私は恥ずかしくて見に行けなかったんですが、同級生から誘われて今年は見に行くことになりました。
内心嫌だなぁって思う気持ちと、男の人の裸体を見てみたい気持ちが入り混じった変な気分になっていました。

暖かく身を包み、同級生と待ち合わせをして、観戦できる場所に佇むと、周りに女性の姿が多いことに気づきます。
60代位のおば様たちの集団や、会社帰りのOL風のお姉さま、私たちのような学生…
みんな歴史ある祭りを見に来たのか、それとも…

そうこうするうちに、人だかりの向こうからざわめきが起こったと思ったら、
周りの女性たちが来たわ、来たわよ!と騒ぎ立て始めました。

暗がりから出て来た男子たち。
本当に素っ裸。
体の真ん中に存在する物体に目が入ります。
ぶらぶらというより、ゆっさゆっさと揺れるちんちん。
その下には寒くて小さく縮みこんだキンタマ。
それらを覆う黒々した陰毛。

心臓はドキドキし、軽い目眩を覚えながらも視線は彼らの裸体に集中している自分に驚きながらも、
周りの黄色い歓声のスゴさにもビックリしてしまいました。