1980年代半ば、男のパンツは白ブリーフ一択の時代、トランクスは、お粗末君のデカパン、松本零士の男オイドン、ド根性カエルのひろしのような冴えない男が履く、マンガの中でのみ存在するひと時代前のものと認識。
俺の行った高校は人口3万の田舎町に所在し、偏差値で切り分けられたのび太みたいなのが揃ってて、卒業まで男子全員白ブリーフだった。
かたや、学区トップのA高…偏差値65.人口10万の、デパート、複数の映画館、若者向けの服屋、飲食店も多い学区の中でも中核的な市に存在。軽音、クイズ同好会など垢抜けた課外活動、打ち上げ、合コンも盛ん。

中学の同級でA高にいったやつによると、A市内から進学したやつはみんなトランクスで、俺の同級らブリーフ組は焦ってトランクスにしたそう。
俺の出身中、高で男女交際は、私達にはまだ早い、この人たちと?という雰囲気で誰も交際などしていない。
A高で市内からの進学組は中学でも男女交際すれば男女関係は当たり前、自慢することでも未経験なやつを馬鹿にするでもない、人間として自然な行いな雰囲気で、さきの同級の彼も目を丸くしたそうな。
(A市内出身者でも低偏差値高では自慢やバカにしてたりしてたんだろうが)

工業、商業高は知らない。