最も悪質なのは「ムーヴ」の「側面衝突試験時にエアバックを不正に起動」だと指摘。「ムーヴ」はこのエアバックのほか、エンジン系も含めて25項目で不正が判明している。
認証試験の際、自動着火式のエアバックが開発されていなかったため、本来はコンピューターで電子制御するはずのものを、タイマーで作動するようにしたもので、
桃田氏は「言語道断です。ものが間に合わないから(タイマーでエアバックを)開かせましたというのは、開発の人たちの安全性に対する認識が麻痺していて、彼らにとってのゴールは認証を通ることであって、安全性を担保することではないとなっていた。