ただ、走りたかっただけなのに…アスリート盗撮被害の実態
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210528/amp/k10013051801000.html

「観客席にいた人があなたのお尻をアップにして撮影していたよ」

20代の現役陸上選手のサキさん(仮名)が、友人にそう告げられたのは、大学生の時でした。

サキさん
「自分が被害に遭っていることに初めて気付いたのはその時でした。その後も写真がネットで売られていたり、SNSで自分の写真に『お尻がでかくて好き』とか『下着がちょっと透けているのがエロい』といった言葉がつけられているのを見つけました」

さらに大会で成果を出して注目されるようになると、自身のSNSに直接、メールが送られてくるようになりました。

サキさん
「『1分で4000円払うからお尻の動画を送って』といった卑わいな内容が連日送られてきました。子どものころから走ることが大好きで続けてきただけなのに、なぜスポーツをしていてこんな目にあうのかと驚き、本当に気持ちが悪くなりました」

サキさん
「大会中にジャージを脱いでユニフォームになるときや、疲れて膝に手を置いた時にお尻を撮られるので、いつもカメラがある方向を意識するようになりました。常に頭のどこかにあり、競技にも影響するようになりました」