岡山大セクハラ:大学院教授が男子学生6人に…懲戒解雇

 岡山大は31日、同大学院環境学研究科の40代男性教授が、男子学生6人にセクシャルハラスメントやアカデミックハラスメントを繰り返していたと発表した。
教授は4月に退職したが、大学側は「懲戒解雇相当」として退職手当を支給しない。

 大学によると、教授は03年から今年2月にかけて男子学生の腕や足をつねり、研究室などでキスをしたほか、下腹部を触ったり触らせたりするなどの行為を
繰り返した。学生1人には「口外すれば修了認定を与えない」という趣旨の発言をしたという。

 6人が3月に訴えたため大学側が調査していたが、教授は結果が出る前の4月24日付で退職。教授は「申し訳ないことをした。友達付き合いのつもりでやっ
た」と話しているという。千葉喬三学長は「懲戒処分前に退職されたので、速やかに処分できるよう手続きの見直しを図りたい」との談話を出した。

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20070601k0000m040061000c.html