今から20以上前、中学一年生の夏休み。
相手は当時48歳の学習塾の塾長。
それ以前の中学入学前からこの塾長から性的なイタズラは受けてはいた。
初めての快感もこの時に知ってしまった。
しかし、それは一方的な主従関係からくるもので、当初は黙って体を預ける受け身でいれば良かったが、その日はいつもよりも長い時間をかけて執拗に行われた。
既に何回目の射精で思考能力が殆ど無くなった時、塾長が突然に衣服と下着を脱ぎ捨て、自分も完全に裸体となり性器を露出した。
その時目にした性器は既に固く勃起し、先端からは粘っこい液体も溢れていた。
初めて見る性的に興奮した大人の性器だった。
塾長は私の後頭部を押さえつけ、私の顔を自分の股間に押し込み、
「今度はおまえの番だ。やり方は自分がして貰ったようにやればいい」
と、後頭部に添えた手を押して私の顔を更に股間に押し付けた。
目の前数aにある自分のとは形も色も大きさもまるで違う性器は、好奇心や憧れでは見えず、驚きを越えて恐怖すら感じた。
それでも眼前にある大人の性器を眺めながら迫られるうちに、まるで夢遊病者が引き付けられる様に、自然に口の中に入れてしまった。
口に含んだ性器は思いの他熱くて大きく、先端が喉の奥を押し当てたので途端にむせた。
しかし塾長による熱心なる「指導」が入り、それこそ鬼コーチと落ちこぼれ選手による体育会系の特訓の様であった。いつしか罪悪感や淫靡なムードは殆ど無くなり、私自身も塾長の指導に応えようと必死であった。
そして何分が過ぎただろう。
塾長の声のトーンが変わり、指導から褒め言葉に変わりはじめた直後、温泉に浸かる瞬間の様な唸り声を上げて塾長は私の口の中に大量の精子を放った。
初めて口にした精子の味は、今にして思えば苦さより生臭さに近い感覚を覚え、直ぐに飲み込むのは躊躇われたが、塾長が
「普段おれはお前の精子をどうしてる?精子は最高に栄養があるんだぞ」の一言に、思わず力を込めてゴックンと飲み込んで見せてしまった。
そうしたら今までの鬼コーチの表情から一変し、教育者として子供に接するかの様な笑顔で私を抱き寄せてキスをした。
ちなみに、私はこの時初めてキスをした。
私は塾長によるイタズラで性器を弄られて初めての射精を知り、その後に全身の愛撫とフェラをされた後、初めてのキスを体験した。
うぶな田舎の中学一年生には、知識すらなかったフェラも相当に衝撃的だが、ファーストキスを男性とした事の方が更に衝撃的であった。
当時の私の知識はキスは男女の最高の愛の表現と言う浅い知識しかなく、男同士でするなんて考えられなかった事と、考えられない男同士のキスがこの上ない気持ち良さと興奮を覚えた事が、その日から暫くは頭から離れなかった。
この日の初フェラゴックンとキスにより、私は完全に塾長の都合よく虜にされ、以後も塾長との関係は深まり、男の味を更に深く知る事になり現在も続いている。

しかし順番としてはこれで正しいのだろうか。今でも疑問ではある。