【妄想】ショタ小説を書こう!【創作】
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禁断の少年愛小説スレです。
読者の感想は歓迎ですが、誹謗・中傷は止めてください。
書く人がいてこそのスレです。
作者が書く気を失うようなことは書き込まないようお願いします。
作者の方は、できれば書き始めた作品は最後まで書いてください。
読む人のことも考えましょう。
前スレがdat落ちしたので再健しました。。。orz みなさんありがとうございます。
凹んでいたんでリアルに泣きそうになったよ・・・
他の人見ても反響あまりないでしょ。
でも、読んでる人はちゃんと読んでるよ。 みんな!ほんとにありがと!再開します
!
つづき
前を開かせたズボンは、引力の法則で、オレが手を加えなくとも自然に
膝までスルリと脱げてしまった。
「あっ!」
陸は反射的にズボンを上げようと手を伸ばすが
その前にオレが陸の手を掴んだんだ。1、2秒たってゆっくり手を離すと
そのままぶらんとした状態に戻してくれたんだ。
ブリーフ一枚に無防備な態勢。盛り上がったその頂点からは、
すでに愛液が溢れにじみでていた。激しく触ると壊れてしまいそうなその膨らみを
優しく右手に包みこませた。
「・・ぁあっ・・」
陸の切ない声が上がる・・。袋の部分の柔らかさまで伝わって来るその感触・・
ブリーフ越しに伝わる陸の性器はすでに形や大きさまでわかってしまうくらいの
触り心地で、いま陸の一番恥ずかしい部分に触れている現実がたまらなく
オレの興奮、欲求を高めていったんだ。陸を感じさせたい。
オレは除々に右手を動かし円を描くように性器を揉んだんだ。
「・・はぁ・ぅん・・ぁあっ!」
それはもう確実に性的快感を覚えた、いやらしいあえぎ声だった。
陸のあえぎ声が、オレの脳内を刺激してドーパミンが大量に出てるみたいな。
自然とオレの右手も段々激しく陸の性器を刺激していたんだ。
「・・あぁ・んっ・・そんなに・・強くっ・しなぃ・・でぇ・・」
甘い吐息を精一杯抑えながらオレを見つめるその表情。
半分しか開いていない潤んだ瞳。少し開いた口。オレは性器を揉んでいた右手を
そのままブリーフ越しに3本の指で摘まんで上下の動きにかえたんだ。
オレは少し下を向いてブリーフ越しにしごかれる陸の下半身に目を向けた。
「・・ぃやぁ・・見ないでぇ・・・」
そんな陸の声も虚しく、オレはまじまじと陸のアソコに見入ってしまったんだ。
オレの3本の指に摘ままれた圧力でピッチリとしたブリーフは
陸の性器のシルエットをハッキリ写しだしていた。
更に大量に染み出た愛液が一部分をうっすら透けさせていた。生つばを飲んだよ。
「いやぁ!・・はずかしぃ・・」
陸はそう言ってオレの首に両手を回してしがみついてきたんだ。
オレの視界をさえぎる為だと思う。
だからオレは仕返しに陸の性器摘まんだままの右手を今までより強く上下に
ピストンさせたやった。
オレの右手に素直に反応する陸は、いっそう強くしがみついて声を上げ
自然と腰をくねらせていた。
「・はぁー・・はぁー・・ぅっん・あっっ!・・」
それでも陸は声を出さないよう必至でこらえているようにも見えた。
苦しそうなあえぎ声・・・オレはしがみつく陸のすぐ側にある耳元で言ったんだ。
「・・声・・我慢しなくていいよ。」
そんなオレの言葉に陸はしがみついた腕の力を少し抜いてオレを見つめてきたんだ。
そんな間も陸の性器への愛撫は続けたままで。陸の物欲しそうなうつろな表情。
陸は小さな声で詰まり詰まりつぶやきはじめたんだ。
「・・せん・ぱい・・す・き・・・せんぱぁ・い・・すっ・き・・」
あまりに愛しい陸のその言葉に思わずとっさにキスして唇を塞いでしまったんだ
「っ!ぅう〜ん・・」
本気でかわいいと思った。陸の言葉はさいぎられ呼吸さえ奪うくらいの勢いだった。
鼻に切り替わった陸の呼吸を頬に感じる・・そして一瞬だけ唇を離して言ったんだ。
「・・陸・・舌だして・・」
陸は少し戸惑った顔をしたが、やがてその、甘くうつろな表情で開かれた口から
少しだけ舌を出してくれたんだ。 唇は合わせず、口の外で触れ合う舌と舌。
最初はオレがチロチロと舐めていただけだったが、しばらくすると
陸の舌もオレ舌を確認するように絡ませてきたんだ。ねっとりとした感触。
ときより鳴るクチャクチャという音。
ゆるくなった陸の口からは混ざり合った唾液が溢れ頬を流れしたたる・・・
右手は三本指から掌全てで陸の性器を握り直し愛撫をつづけ
陸の肩をずっと抱いていた左手をスルスルと下へ移動させ肉付けが豊満な可愛い
おしりへ移動させ強く愛撫した。
「ううぅん!!・・くぁっ・・ふぅ・あっっ!」
絡む舌のせいで苦しそうな声をあげ、のけぞるようにアゴを上げた。
そして絡んでいた舌は離れ、唾液が放物線を描いた。
「陸・・声・・声だしていいから」
快感に歪む陸の表情。・・恥じらい・・緊張・・不安・・恐怖心・・
きっとそれらを全てを快感にかき消された瞬間だったのかも知れない・・・
「あぁっ!はぁぁ・・ダメぇ・・あっ・あん!・・いい・・もち・ぃぃ・・」
ーその時、何かものすごい力がオレのこころを締め付けたんだ。
陸を壊してしまいたい。それぐらい愛しくて愛しくて・・・ー
つづきです。
「あ!あぁぁ・・せん・ぱぃ・・ぼくぅ・・変に・なりそぅ・・」
「・・陸・・陸・・」
激しくまさぐられた陸のおしりはブリーフが半分ほど割れ目に食い込み、
もう何分も愛撫を受けている陸の性器はこれ以上の刺激すると
精射してしまうくらいの快感がジンジンと陸の性器に伝わってた。
「・・あぁ・・アソ・コ・が・・あぁぁ・んっ・・」
オレを見つめる潤んだ瞳から涙がにじみ、快感に溺れる陸の顔は色気すら感じた。
「あぁぁ・・きもちぃぃ・・あぁっ・・もっと・・」
快感に犯された自分の意思とは関係なくでてくる言葉。
「はぁ・はぁ・・あぁん・いぃ・・せんぱぁい・・せんぱぃ・・」
オレは陸がまだイってしまわない様に今の力を保ちつつ
陸の性器をもて遊ぶように楽しんだんだ。今となっては邪魔なだけのブリーフも
脱がせてしまいたい。その下にある可愛い性器を見てみたい。
そんな事を考えながら、ひたすら陸の性器を愛撫しつづけたんだ・・・
「・・はあぁぁっ・・うぅっん・・もうだめぇ・・あっ!」
これ以上刺激すると陸がイってしまう。そう感じたオレはゆっくりと右手の動きを
止めた。触れているだけの掌には時より小さく脈打ち熱く熱を発していた。
「・・ぃやぁ・・やめぇ・なぃ・・でぇ・・」
淫らな声で物欲しそうにつぶやく陸を左手で抱き寄せると
力なくダラリとオレに倒れこみ、身をゆだねる。
オレが一瞬やめるのが遅かったのか、
陸は稀少量の薄い精子を精射してしまったようだった。
密着したブリーフの先端から2、3滴の液がポタポタと落ちる・・・
ぐったりとオレの胸に抱かれ放心状態なりながら呼吸を整える陸の背中を
軽くポンポンとやさしく叩いてやったんだ。
「・・大丈夫?・・」
オレの問いかけに軽くうなずくものの、かなり体力を消耗させているようだった。
少し休憩が必要と感じたオレは陸をそのまま抱きかかえベットに横にならせたんだ。
すぐに毛布をかけてやり、部屋の電気をつけると陸の顔は月明かりで見るより
ずっと赤く染めていて少し心配になるほどだった。オレがお茶を持って行くと
体を起こしてコクコクと一気に飲んだんだ。
「陸、ごめん」
オレがそういうと陸は黙って首を横に振った。
そしてしばらく黙りこんだ後うつ向いたまま話してきたんだ。
「僕・・変だよ。どんどんHになってく・・・変な声もでちゃうし・・」
うつ向いたまま陸は声を詰まらせつづけたんだ。
「先輩に触れられると・・頭が真っ白になって・・嫌ですよね・・こんなHな僕」
そう言って顔を上げると涙が一滴、陸の頬を流れたんだ。
「・・嫌いに・・嫌いにならないで・・」
潤んだ瞳で見つめる陸にゆっくり近づき頭を抱いてやった。
「嫌いになんかならないよ。なるわけないじゃん。」
「・・・ほんと?・・・」
「って言うか、エッチな陸の方が好きかも」
「また変な声でちゃうよ?」
「だから言ってんじゃん。声だしていいよって」
それから、陸は黙ったまま何も言わなかった。オレはベット空いてる所に座り
タバコをくわえ火をつけた。今日はあきらめよう。そう思っていたんだ。
時計はもう23時を回ろうとしていた。
窓を開けると12月の冷たい風が入ってくる。さっきまでの胸の高鳴りはまるで
嘘のようで(陸以上にオレの方がかなり変態だったんですけど・・)なんて
考えると異様に恥ずかしくなる。
「陸、もう寝ようか?」
オレはそう言って窓とカーテンを閉めた。上半身裸だった俺は脱ぎ捨てた服を取り
着ようとしていたんだ。
「・・もうしないの?・・」
思いがけない陸のその言葉に振り向くと
毛布で顔を半分かくして少し恥ずかしそうにこっちをみて見ていた。
オレは一瞬ごくんと唾を飲んだがすぐに、こう言ったんだ。
「もう陸、ヘロヘロじゃん」
「僕・・・もう大丈夫だよ」
「無理すんな。また今度いっしょにがんばろ。なっ!今日はもう寝よう」
オレはそう言って電気を消したんだ。
今度は真っ暗ではなく小さな明かりを一つ残して・・・
オレが服を着ようとすると陸が毛布をかぶったまま寄ってきて身を寄せる・・・
「先輩、明日実家に帰っちゃうんでしょ」
そう言って陸はまだ裸の俺の背中に頬をよせた。
「陸・・したいの?」
陸はしばらく黙っていたが背中に感じる陸の頬が動いたんだ。
その後もしばらく沈黙が続いた。やがてオレは着ようした服を放し陸を毛布ごと
抱きかかえベットに寝かせたんだ。オレはその後後ろ向きジーパンを脱いで
トランクス一枚になったんだ・・もう一度、陸を抱くために・・
そしてまたオレは陸と抱きあったんだ。今度はベットの上で・・・
「陸、ホントに大丈夫なの?」
オレの言葉に黙ってうなずき笑顔を見せてくれる。少し冷えた陸の体・・・
「寒くない?」
「すこし」
オレは陸をいっそう強く抱きしめ耳でこう呟いたんだ。
「すぐあったかくなるから。」
オレは陸の唇を舐めるよいにキスしたんだ。もう一度熱い夜がはじまる・・
「あぁっ・あぁっ・はぁんっ・もっとぉ・・ぅん!・ふぅん・・・あんっ」
陸はベットの上で両手で後ろを支え、曲げた足を大きく開かれ座っていた。
一度精射寸前まで愛撫を受けていた陸の性器は敏感になっていた。まだ行為を
開始してから一度も離していないオレの右手は陸の性器を必要に刺激していた。
陸の性器からは再び大量の愛液が溢れ、快感に身をよじらせていたんだ。
「あっ!いぃ・・はぁ・・きもちいぃよ・・」
その時のオレはすでに陸の愛しい顔や狂わしい声に酔い、陸の性器への愛撫を
必要に繰り返していた。一点だけを集中的に断続的に刺激されている陸の性器は
言いようの無い、とろけるような快感に包まれた陸は我を失いつつあった。
「陸・・どこが気持ちいいの?」
「あぁっあぁっ!もうっ!またっ!・・あんっ!」
オレはまた陸がイク寸前で右手の愛撫をやんわり止めたんだ。
一回目で完璧にタイミングを掴んだオレは、これをすでに三回つづけている。
「はぁーん・・あっん・うん・・僕の・・あそこ・・変になっちゃう・・」
拷問にも似たこの刺激は陸を完全に虜とさせたみたいで陸は何度も何度も
この快感をオレに求めてきたんだ。
全身性感帯言っても過言ではない位に陸の身体は敏感になっていた。
長時間愛撫され続けた陸の性器はブリーフからしたたるほど愛液が溢れ
オレの掌は完全にふやけていて、その手を離す時の刺激にさえ陸は吐息を漏らす。
「・・せんぱい・・」
可愛いくて愛しくて・・でもこれ以上じらすのはさすがに気がひけたので
最終段階に入ることにしたんだ。俺は力ない陸を抱きしめ耳元でささやいた・・
「陸のアソコ・・陸のちんちんが見たい・・」
陸は黙ったまま俺に抱きしめられていた。そしてオレは陸のブリーフに手を
かけたんだ。陸のちいさな体がこわばる・・
「脱がすよ。」
オレはゆっくり下ろし始めると陸は強くしがみ付きそれ以降オレを放さなかった。
ブリーフは下までずらされオレは陸の身体を放そうとした。
「だめ!放れたら見えちゃう」
しがみつく陸の手が震えていた。急に怖くなっちゃったんだね。・・陸・・
とりあえずオレはそのままの態勢でなんとか毛布を拾い陸にかけてあげたんだ。
〜お詫び〜
あかとんばです。
読んでくれてるかたありがとうございます。
実は昨日かなりの睡魔と格闘しながら書いていました。思考もかなり低下した
状態だったらしく。今日起きて自分が書いた物を確認してビックリしました・・・
なに・・・このグダグタの展開・・・
主人公、完全変態キャラになってるし!なぜ陸タンがド淫乱に・・・!?
文章もなんかリアリティーないし、これホントに自分が書いたの?って感じです。
もうかなり終りに近い分、修正もたいして出来ないと思いますが
出来れば最後までお付き合いください。駄作になって申し訳ないと思っております。
この後の展開どうしよ・・・ あかとんぼさん、続き楽しみにしてますよー
淫乱もまたよし!
陸かわいいです。 あんたたちね〜。板分かってる?
腐れマンコはこなくていいのよ。 「陸。これ使っていいから。」
陸は肩に掛かった毛布を掴み、前を隠すようにしてその場に座り込んだんだ。
「やっぱ、恥ずかしいんだ?」
俺の問いに陸は申し分けそうな顔して小さな声で
「・・・ぅん。」
とだけ答えてくれた。その時オレは胸の奥から何かがスーッと消えていくような
そんな感覚を覚えたんだ。
・・・陸・・・。
オレたちが今してる事って何なんだろね・・・
すこし分からなくなってきたよ・・・
気持ちは通じ合ってると思ってたけど、オレはすごく一人よがりで我がままで・・・
自分の勢いと欲望ままに陸を抱いていた気がするよ・・・
ごめんな・・・陸・・・
「陸。ひとつ聞いていい?」
オレがそう言う陸はうつむき気味だった顔を上げてくれた。
「陸は何で・・その・・オレとしたいと思ったの?」
「え?」
陸の答えが聞きたかった訳じゃなかったのかもしれない。
ただもう一度自分の気持ちを確認したかったんだ。
「陸・・・オレね・・・陸の事が好きだ」
「だから・・その・・陸も俺に協力して。」
全部の意味は伝わらなかったかも知れない。でも陸は黙ってうなづいてくれたんだ
オレは陸をベットの中央に寝かせて、陸が体を隠していた毛布をキレイに横向きで
掛け直し部屋の小さな明かりも消して真っ暗にしたんだ。
「これでちょっとは恥ずかしくよな?」
俺はそう言って陸に軽くキスをした。
「もう陸は何も考えなくていいから・・ただ素直にオレを感じてくれればそれで。」
陸も肩の力が抜けたようで、少し笑って頷いてくれたんだ。
オレは陸の足の方からゆっくり毛布のなかへ頭を忍ばせていった。
さっき脱がし掛けた陸のブリーフは膝のあたりまで下がっていて、オレは陸の足を
片方だけブリーフら抜いてやった。そして自由になった陸の両足を大きく開けて
陸の股間に顔を近づけていったんだ。
訂正 上5行目
「これでちょっとは恥ずかしくないよな?」
の間違いです。
他にも沢山あると思うけど・・・ 毛布の中の真っ暗な何も見えない空間は、異様なほど甘い熱気に満ちていた。
そしてオレは陸の体の中心にある、もう十分すぎるほど勃起した性器を握ったんだ。
「・・あぁぁ・・」
また陸の甘い吐息がこぼれる。オレは今、陸の性器に初めて直接触れていた。かたくやんわりとした生温かい感触・・・
触った感じ皮はしっかり被っていて、陸の体に比例した大きさぐらいだろうか。
下腹部を撫でてみるときめ細かい肌の感触で無毛とわかる・・・
性器というより、それは正に少年のチンチンと言った方がぴったりで
変かもしれないけど、そこにたどり着けた感動みたいなものすらあったんだ。
激しく触ると壊れてしまいそうな陸のちんちんをオレはゆっくりしごいてやった。
「・・あぁぁ・・うっーん・・はぁぁ・・」
外から陸の声、中ではくちゅくちゅといやらしい音が響く・・・
そして俺はそのまま陸の股間に顔を近づけチンチンの先の方を舌で舐めたんだ。
「はあぁっ!」
陸の腰が一瞬浮いた。そしてそれ以降また陸は快感に大きく乱れていくんだ。
「はぁー・・なに?・・ぃやぁ・せんぱい・・」
その時、陸が毛布をめくったんだ。今までと違う新しい感覚に驚いたんだと思う。
オレはその時、陸のチンチンの完全に口にいれジュルジュルとしゃぶっていたんだ
次回ついに陸タンが!?イってしま・・・いやいや、それ以上は言えません(笑) >>1にもかいてあるからこんなこと言いたくないけど
あかとんぼいい加減長すぎ。
あとそれから、腐マンコくるな。 遅くなってすいません。つづきです。
「いやぁ、先輩!そんなの、きたな・・・あっぁぁ!」
陸の言葉は聞こえていたけど、もう抑えられないくらい感情が高ぶっていたんだ。
更に勢い余ってめくれた毛布は、
陸自身の手でスルスルとベットの下に落としてしまって、俺は思わす顔を上げた。
まるで時間が止まっているような、その光景。そんな陸の姿に心を奪われていた。
青白い月明かりを浴びた、陸の一糸まとわぬ姿・・・
まだ子供のような幼い裸体は足を大きく開かれ、その中心からは濡れて淫らに輝く
陸の可愛いチンチンがそそり立っていた。
その先端からはトクトクと蜜が溢れ、棒を蔦って流れ落ちる・・・
快感に耐えるように枕の両端を握りしめた陸の表情はうつろで
半開きの口からはヨダレが流れていたんだ。
それはいやらしいと言うより、むしろ神秘的な聖なる儀式のようにすら思えたんだ
何秒か見とれていたんだと思う。そんなオレの視線に陸は力なくつぶやく。
「・・ぃや・・見ないで・・恥ずかしい・・」
そんな愛しい陸をもう一度抱きしめ、最後に頭を少し撫でてこう言ったんだ。
「陸・・もうイカせてあげるね。」 それからのオレは陸を陸をイカせることで頭がいっぱいだった。
もう一度陸のちんちんを、今度は根本までしっかり口に含みしゃぶってあげると
陸の体は激しく淫らにオレを感じてくれる。
「ああぁぁ・・はぁはぁ・・せん・ぱい・・あっ・あっ!・・いぃ・・」
口を通じて伝わる陸のチンチンは生温かく、時より小さく脈打つ度に口の中に
熱く甘い蜜を溢れさせた。陸の味がした・・・
「・・ぁああっ・・うぅん・・きもちぃぃ・・ああぁっ!」
口から溢れ出た蜜は陸の肉棒とオレの唇、舌との摩擦感を高めた。
すでに陸は声だけではなく時に身をよじらせ、時につま先で腰を浮かし
初めて人にくわえられた、そのチンチンから伝わる快感に萌だえていた。
「ああぁんっ・せんぱい・・はぁっ・・すきっ!・・すきだよぉ・・」
「あっあぁん・あっあぁん・もうダメぇ・・あん・・とけ・ちゃ・う・・!」
もう陸の絶頂が近いと悟ったオレは更に激しく舌を絡ませ、わざとジュルジュルと
大きな音を立て陸のチンチンを刺激したんだ。
(陸・・陸・・陸の精子が飲みたい・・・)
そして陸も両手でオレの頭を押さえ自ら腰を動かしていたんだ。
「ああっ!んうっ・んはあぁぁぁぁ!あっ!くる!何かでちゃう!!」
次の瞬間オレの口で陸のチンチンが2回ほど大きく脈打ち、その後ドクドクと
白濁した液が放出された。
「はぁーあっ!はぁーあっ!はぁっ!あっ・・・ハァ・ハァ・ハァ」
陸の呼吸に合わせて数回に分けられた性射はやがてゆっくりと間隔を長くし
オレはその間も優しく陸のチンチンを舐め続け最後の一滴まで飲み干したんだ。
初めてでしかも感じやすいガキなのに、随分遅漏なのね。 >>346
聞けなかったの?
くっさいメス豚は来なくていいの ぐったりと横たわる陸は放心状態でまだ余韻に浸っているようだった。
下腹部やチンチンはまだヒクヒクしていて、オレはもったいない気がしたけど
毛布と布団を掛けてやった。しばらく寄り添ってから正気に戻った陸の第一声。
「先輩・・・飲んじゃたの?」
ちょっと笑ったよ。なんかリアルな質問に・・・
「うん。飲んじゃった。」
「え?大丈夫なの?病気にならない?お腹痛くならない?」
そして本気で心配そうに聞く陸の頭を撫でて言ったんだ。
「もう寝ていいよ。」
その後、すぐに陸のスースーとした寝息が聞こえた。
まだ一度も出していないオレは、もちろん悶々してすぐに寝れる訳もなく
陸を起こさないよう、そーっとベットから抜け出しトイレで一発抜いた・・・
ーこうして初めての未熟なセックスとなおかつ相手が
同じ男という長かった夜が更けていったんだ。− 「じゃぁ、陸。また新学期に学校でな。」
翌日からオレは実家に帰る事になっていて、陸を家まで送ってやった。
「10日ぐらい会えないけど・・・」
「・・・うん・・・」
涙目になって頷く陸をたった10日なのに可愛い奴だなー≠ネんて思っていた。
別れ際に言った陸の『さよなら』の言葉や、こぼした『涙』も全部、大袈裟だと
思っていた。うん。オレはそう思っていたんだ・・・。でもね・・・陸・・・
どうして、黙っていなくなったんだよ。陸・・・
年が明けてすぐに陸はお父さんの仕事の都合で引っ越した。と聞いたのは新学期が
始まってすぐの事だった。最初は信じられなかったよ。信じたくなくて・・・
でも時間が経つに連れ、陸に会えない現実を目の当たりにすると
どんどん失意に満ちていったよ。あの夜、陸はわかっていたんだね。
だから思い出を作りたかったの?オレはね、陸がいなくなってまたダメや奴に
なってしまったよ。でも、なんでかな?悲しいはずなのに涙は出ないんだ。
陸がいなくなってもう三ヶ月経つのにオレは今だに泣けずにいたんだ・・・
陸から手紙が届いたのは、それから暫くしての事だった。
「はい、高野くん。大下くんから手紙。あなたの住所が分からなくて
学校の私宛てに送ってきたみたいね。」
保健の先生はそう言って1つの封筒を渡してくれた。オレはその場で封筒を
開けると中にはこう書かれていたんだ。
『先輩に会いたい。春休み会いに行ってもいいですか?』
たった二行の短い手紙だった・・・オレはその時、陸がいなくなって初めて
泣くことが出来たんだ。
「・・先生、オレね、男だけど・・・陸のこと好きだったんだ・・」
「・・そう・・辛かったね・・」
保健の先生はそう言った後、黙って抱きしめてくれた。
「大下くんに返事、書かないとね!」
オレが中学を卒業する3日前の出来事だった。
〜エピローグ〜
2008年9月のある日・・・
(・・・もう秋だな・・・)
タクシーを止めるスーツ姿の男が一人。
「お客さん、どちらまで?」
「平瀬出版ビルまでお願いします。あっあとラジオいいですか?」
「はい。番組は?」
「FM近畿で。」
時は同じくとある中学校の保健室
少し歳のいった白衣の女性がラジオのスイッチをいれる。
みなさん。こんにちわ。『FM近畿ミュージックリクエスト』お相手はわたくし
上田美穂でお送りいたします。では早速、本日最初のオハガキは、大阪府在住の
ペンネーム白衣の天使さん。中学校の保健の先生ですね!
『私はこの季節になると10年も前に卒業したある二人のこと思い出します。
そんな二人も今はもう社会人。今でも影ながら応援してます』
二人とも元気に働いているといいですね!それでは本日一曲目のナンバーは
白衣の天使さんリクエストで
スキマスイッチで『ボクノート』・・・・
おわり
終わりますた!最後のほうはかなり駆け足になりましたが・・・
最後まで読んでくれた方、応援してくれた方、わっふるわっふるとレスくれた方
本当にありがとうございました。
あかとんぼ お疲れ様でした〜
こういうジャンルの小説だと大人×ショタが多いけど、
少年同士の甘甘でラブラブなお話良かったです♪
次回作も期待してます!
腐マンコどもが沸いてるわね
板をわきまえて頂戴。
くっさーい。
あと、あかとんぼ。
長いのにつまらな過ぎよ。
やっぱり腐女子ね。きったなーい。 短髪ガチムチ好きオッスオッス以外は全部腐マンコ扱いだよ 少四の時の学校の帰り道、僕は学校を出てすぐ近所の和輝君と一緒になった。
年は2つ上だけど小さい時から一緒に遊んだ仲なので年の差はあまり感じなかった。和輝君は
なんだかウキウキしていて、早足で歩いて少しでも早く家に帰りたいような様子だった。
僕は「なんでそんなに急いでるの?」と聞いたら、和輝君は「誰にも言わないか?」と聞いてきたので僕は
「うん」と答えると、ランドセルから紙袋を取り出して中身を見せてくれた。
それは女の裸の写真とかHな漫画が載っている雑誌で、和輝君は「友達から貰ったんだ。早く家帰って見たいからさ」
と言ってまた早足で歩き始めた。
僕はつい勢いで「僕も見たい!」と言ってしまった。すると和輝君は少し考えてから「誰にも言わないか?」と言ったので
「絶対言わない、言わないから見せて!」と言うと「じゃあ帰ったらすぐ家に来いよ」と言ってくれた。
僕と和輝君は駆け足で家に向かった。 僕は家に帰るとすぐに着替えて和輝君の家に行った。
和輝君の家は両親が共働きで帰りは遅かった。僕は和輝君の部屋に案内されると
一緒に横になってベッドの上にうつ伏せになりエロい雑誌を拡げた。
僕はこの手の写真も漫画も見るのは初めてなので凄くドキドキしていた。
女の人の裸の写真はアソコの毛がモジャモジャでなんだか気持ち悪かったけど、
和輝君はなんだか凄く興奮していた。
Hな漫画は女の人が男の人にイタズラされる内容で、僕にはピンとこなかった
けど和輝君は「チンコ起ってきた」と言ってモゾモゾしはじめた。
和輝君は「駄目だ、我慢出来ない」と言ってズボンをおろしてチンコを出した。和輝君の
チンコはでっかくなってて、それを和輝君は自分の手で握って擦り始めた。僕はなんだか
わからないので「なにしてるの?」と聞いたら「こうすると気持ちよくなるんだよ、お前もやれよ」
と言われたけど、なんだか怖くて「僕はいいよ」と言った。
すると和輝君は「じゃあ俺のやってくれよ」と言って来た。僕は「やだ、怖い」と言ったら和輝君は
「なんだよ、じゃあお前の親にばらすぞ!」と言って来たので「えっ言わないで、じゃあやるから」と言った。
和輝君は仰向けになった。チンコがお腹にくっつきそうなくらい起ってて、なんだかビクビクと脈打っていた。
僕は「どうすればいいの?」と聞いたら「握って擦ればいいから」と和輝君は言った。僕は言われた通りチンコを
握ると、和輝君は「ウッ…もっと強く…」と言った。僕は少しギュッと強く握ると和輝君は
「あッ…そう、それぐらい。そのまま動かして」と言った。僕は言われるまま擦り始めた。 和輝君は口を半開きにして、うっとりとした顔で僕を見ていた。
僕はなんだか照れ臭くてすぐに目をそらした。
「気持ちいいの?」と聞いたら「うん、もうイッちゃうかも」と言った。
僕は「え?どこに行くの?」と言うと和輝君は「あぁ…うん、イ、イクッ…」
と言うと、ビクンッと体を突っ張らせると同時にチンコから白いおしっこが
ドクドクと流れ出て来た。
僕はびっくりして、握っていた手を離すと和輝君の顔を見た。
和輝君は息を荒くして放心していた。僕は「大丈夫?痛かった?」と聞いたら和輝君は
「…気持ちよかった。自分でやるのと…全然違う」と言った。
「この白いのなに?」と聞くと「精子だよ、イクと出るんだ」と言われたけど、よく
わからなかったので「イクってなに?」と聞き返した。すると和輝君は
「じゃあお礼に俺がイカせてやるからお前も脱げよ」と言ってきた。
僕はドキドキしながらパンツを脱いでベッドに横たわり仰向けになった。
僕のチンコもいつの間にかギンギンに起っていた。
ここはガチホモが多い板だから書きにくい。
ショタは腐女子扱いされやすいし。
野次飛ばす奴がいる様な所は誰も書かない。だからageる必要もない。
>>396
どの作品が好きだった?
オレも作品自体はいいとおもうよ!書いてる人への野次が醜いだけ。 夕の日差しにほんの少し暖められた風が、部屋の中を通りすぎていく。半分閉じられたカーテンの揺らめきにこぼれる光に、少年は目を細める。
羽布団の中で、うつぶせに寝たままの少年の尻へ大きな手の平が優しく触れた。顔だけを動かして振り返り、隣に寄り添う男を見た。
「やっと起きたか。もう昼だぞ?」
微笑むように囁く男の声にくすぐられて、少年は身をよじる。背中へ細い手を回し、男の腕に触れる。
まるで辿るように這わせていき、そのまま自分の体を寄せて、相手の胸に頬を触れさせた。
ほとんど薄れてしまった香水と、汗、それから少し、煙草の匂い。
見上げた少年と男の目が合う。男の口元へ自分の唇を近づけて、少年は目を閉じた。
「……んっ」
たっぷり数十秒の口づけのあと、男が少年の髪を優しくかきあげ、撫で回す。
「今日は……買い物にでも行くか? 前から欲しがってた
('A`)飽きた >>367
まあ、他所に行くなら半角文字列板が妥当だろうな。
念のために検索してみたが、半角文字列板にショタ小説スレは無かった。 そら半角文字列には無いでしょう。
エロパロ板にはあるけど。お好みかどうかまでは知らん。
ショタとお兄さんでエロパロ3
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1220795350/
371はお耽美だね
エロシーンがないけどその雰囲気は好きかも 誤爆スマソ
>>375
もっとこういうショタスレ無いの? エロパロ板しか知らんな
2次のキャラ別SSならあるんだろーが…
ショタスレは立てにくい。立てれる板は荒れやすい。
>>375のスレも
散々議論されて特別に例外として認められた、隔離スレらしいからね。
以後エロパロ板では同性のショタスレは認められてない。
しかしココは誰も投下しねーなw落ちないのが不思議なくらいw さらにわっふるわっふると煽るくせに
書き終わっても、感想や労いの言葉もなしw
ageると湧いてくるガチホモの粘着荒しレス攻撃wホント最低だなここは!
それでも書いてくれる勇者は現れないだろうか!?いわ
>>375とかの方が作品投下という意味じゃ賑わってるな
今更なんだけど、わっふるわっふるってなんなの?
使う場面はなんとなくわかるけど元ネタとかあるの? >>386
わっふるわっふる=早く続き書け
起源は半角板でバカにだけ画像を配布するって奴がいて
誰かが We are fool を Our fool と
間違えて書き込んだ奴がいたらしい
それが伝説となってわっふるわっふるが生まれたらしい………
嘘か本当かしらんけどw 俺は今日、初めて酒を飲んだ。どんな種類かも覚えていない。
たしか、とても真っ赤な酒だった。赤い赤い…血のような赤。
酔いはじめは気持ちがよかったけど、今では頭が痛い。ガンガンする。
それから。……誰に飲まされたっけ?
ていうか、ここはどこだろう…。白で統一した部屋。
真っ白なカーテン。真っ白な家具。真っ白なベッドに真っ白なシーツ。
そして、真っ白な服を着た。俺。
いったいなにがどうなっているのだろう。
真っ赤な夕日が真っ白なカーテンのスキマから入り込んでいる。
その夕日は、一直線に一つのグラスを差していた。
多分、俺が口をつけたグラス。少しだけ酒の匂いが残っている。
そしてその匂いを嗅ぐと頭が痛くなってくる。
俺は、何をされたのだろう…。俺は、何をされるのだろう。
そう思っているとガチャッと真っ白な扉が開いた。
空けた途端、部屋は夕日の真っ赤に包まれた。
そして、黒くて暗い。男が立っていた。
誰?と聞こうとしても声が出せなかった。
本当に俺は、昨日何をしたのだろう…。 エロくないショタ小説の投下はダメですか?
ショタ同士のご主人さまとメイドものなんですけど……。 >>393
いいんじゃない
ショタ小説スレでエロ小説スレじゃないし >>394
お言葉に甘えて……。
『今夜、君の立つキッチンで』
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いつ眠りについたのかも分からない時に見る夢は――決まってこの思い出の光景を僕に見せる。
いつもはっきりとは思い出せないけど、それはおそらく自分の子供の頃の光景なんだろう。
思い出の中の光景(それ)は、いつも午後の陽光に包まれている――淡く暖かい光の中、たくさんの観葉植物達に
物憂げなまなざしを向けている子供の光景が見える。
そんな子供の隣にはもう一人、男の子がいる。それがリッコだ。
そして観葉植物を見つめているのが――僕だ。
それは僕達二人が、初めて出会った瞬間を切り取ったものだった。
やがてその中の僕は、目の前のリッコに気付き声を掛ける。
何と言葉を掛けたのかは分からない。だけどそれに気付いて不思議そうな視線を返しているリッコの様子を見るに、
どうやら何気ない挨拶を投げ掛けたのだろう。
そして僕とリッコはいろいろなことを話していく――。
やはり何を話しているのかは分からない。ただ、僕から問い掛けられてくる言葉に、妙にあたふたしている幼い
リッコの姿はとても可愛く思えた。
やがてそんな子供のリッコは僕に向かって“ある言葉”を投げかけてくるのだ。
それこそが――僕が最も知りたい“言葉”それだった。
自分の過去ながら、ここで自分達が何を話していたのか僕は何ひとつ思い出せない。しかし思い出せないながらも、
それがひどく“大切なこと”であることだけは憶えているのだ。
だからこそ、知りたい。
リッコは何を僕に話しているのだろう?
そしてそれを受けて、僕は何とリッコに応えたのだろう?
そうして見守り続ける中、幼い僕は夢の中のリッコの両手を取る。そして互い見つめ合い、微笑み合うのだ。
――その光景を見ながら、この夢の傍観者たる僕は慌てふためく。
あぁ――夢が終わる、と。それこそは、この夢が終わる直前の場面であるから。だから慌てふためく――今日も何も
分からないまま、何も思い出せないまま終わってしまうから。
どうして思い出せないのだろう? 僕はこんなにも、知りたいというのに。
その瞬間――僅かに、記憶の一部分だけが再生された。
『やくそだよ、キトラ』
『うん。やくそくだよ、リッコ』―――
はっきりとその部分だけを聞き取ることが出来た――しかし何を約束しているのかは、結局分からなかった。
やがては白く霞みゆく夢に、僕はこの眠りからの覚醒を自覚する。
今日もまた、このことを思い出すことは叶わなかった。そして現実の僕も目が覚めてしばらくすれば、この夢を
見ていたこと自体、忘れてしまうのだ。
だから僕は目覚め行く意識の中で、いつも神様に祈るのだ。
どうか、この次もまたこの夢を見せてください。そして次こそは思い出させてください――と。
それが、今の僕に出来るただひとつのことだから。
それこそは―――
かの、“マクスウェルの呪い”に取り憑かれた自分を助け出してくれる、唯一ひとつの方法であるのかもしれない
のだから。
【 1−1 】
視界の開けた広い台所には、入ってすぐに真っ黒なコンロが目に入る。
入り口の正面に設けられたそこで、記憶の中の彼女はいつも何かを作っていた。
寒い時には心から温まるシチューを作ってくれたし、眠れない夜に飲むライムの蜂蜜割りだって、ここで彼女が
作ってくれていた。
この家のメイドであったエドナの――そんな彼女の後ろ姿を誰もいない台所に思い出し、キトラ・マクスウェルは
大きく鼻をすすった。
そんなキッチンに朝食の食器を置くと、逃げ出すよう台所を出る。これ以上ここにいたら、また泣いてしまう――
泣いてしまったら、今度こそ一人では生きていけないような気がした。 【 1−2 】
若芽色づく五月の始め――ほんの1週間前に、彼女・エドナは眠るよう天に召された。彼女の葬儀は村長をはじめと
する地元の村人達数人によってしめやかなに行われ、見上げるほどに大きく見渡すほどに広いこの屋敷にはキトラ一人
だけが残された。
少年の姓ともなっている“マクスウェル家”とはキトラの祖父ドレル・マクスウェルが、ライターの開発・製造販売
で労働者階級から成り上がった新興貴族の家系であった。
その発明品である『ライター』は、『近代を象徴する歴史的発明品』として称えられ、瞬く間に全世界へ浸透――
マクスウェルの名を不動のものとさせた。
しかしかの家の不幸は、これより始まる。
折りしもベラトリア・ルドベキア・ワスレモコウ、そしてフリージアの四国による大戦が続いていた激動の最中――
かの発明品(ライター)の出現は、当時の銃器開発においても飛躍的な進歩をもたらすこととなった。
その独自の構造から容易に火を熾すことの出来る“着火輪”の発明は銃火器の性能を一回りも二回りも向上させ、
結果その兵器の投入によって四国の戦況は激化――それぞれに多大な死傷者(成果)をもたらせることとなった。
これによりマクスウェル家は更なる富を得ると同時、大量虐殺兵器の開発に携わったという謂れ無き誹謗中傷も
また受けてしまうこととなる。
世紀の大発明を成した“稀代の英雄”は、たちどころに大量虐殺の“死の商人”として――いつしかこの片田舎へと
追いやられることとなった。
それでも産業革命の追い風も含んだ時代(とき)の中、マクスウェル社のライターは売れに売れた。
自社製品の売上はもとより、他の会社が製造するそれの著作権料(マージン)、そしてもちろんのことながら銃器製造に
関するそれらも含め、マクスウェルの財は夏の雲のよう大きくなっていった。
そうした富と名声(誹謗中傷・悪名も含む)の隆盛の中――祖父・ドレルが他界した。
その死が時を迎え神に召されたものであったのならば、それが後に起こる“かの騒動”を引き起こす契機となることも
なかったであろう。すべての不幸の始まりとなるそんなドレルの死は、衝撃的な“事件”の延長線上にて起きてしまった。
その日ドレルが視察に訪れていた工場は、不慮の事故により爆破崩壊をしたのだった――そしてそれに巻き込まれて
彼は命を落とした。
大量のガス燃料を備蓄していた工場の災害はドレルのみに関わらずそこでの従業員、さらには近隣の住民すらをも
巻き込む大惨事となった。
この事件はその後、保証を求める事故の被害者達とマクスウェル社側との話し合いから幾つもの裁判を起こさせ、
当時の世間を大いに騒がせた。
そうしてようやく互いの間に和解が成立し、一連の事件にも一応の決着がついた頃――巷には“ある噂”がささやかれ
るようになっていた。 【 1−3 】
それこそが――“マクスウェル家の呪い”それであった。
あの事故は――そしてドレルの死は、かの虐殺兵器によって死んでいった者達の呪いとして、まことしやかにささやかれ
るようになったのだ。
そしてそれを期に、マクスウェル家には様々な不幸が降りかかるようになる。
祖父の死を始まりにその二年後。キトラの妹が病から息を引き取った。喘息から起こる呼吸停止によるショック死――
それが彼女の死因であった。まだ4歳であった。
そしてそのさらに三年後――今度は父母が供だって他界した。晩餐会の帰り、道を踏み外した馬車が橋から転落する
という交通事故がその原因であった。
相次ぐ家族の死は、益々もって“マクスウェル家の呪い”それを後ろ押す形となり、屋敷に勤めていた使用人達も
一人――また一人とそこを後にした。そうして見上げるほどに大きく、見渡すほどに広いこの屋敷にはついに、キトラと
エドナの二人だけとなってしまった。
次々と使用人達が辞めていくその中、家政婦のエドナだけが残ってくれた。
祖父の代からマクスウェル家に勤めていたという彼女は、キトラが生まれた時からすでに老媼(ろうおう)の家政婦で、
彼の中では唯一“何も変わることのない”存在であった。
祖父を亡くし、妹を看取り、そして父母を失ったキトラにとって彼女は祖母であり姉であり、そして母とも言える
存在であった。
あの激動の最中、屈折することなくキトラが成長できたのは、そして全ての悲しみを乗り越えられたのは――全ては
エドナのおかげといっても過言ではない。
家族を失ったことは不幸ではあったが、それでもキトラにはエドナがいたから今日(こんにち)まで健やかに成長して
こられたのだ。
そして失いすぎたが故にキトラは盲目に信じた――そんな二人きりの日々がこれからも続くことを。そんな彼女が
この屋敷と供に未来永劫、“変わることのなく”傍にいてくれることをキトラは信じて疑わなかった。
それでも彼女は、キトラの想いをよそに逝ってしまった――見上げるほどに大きく、見渡すほどに広いこの屋敷には
ついに、少年が一人だけとなってしまった。 【 1−4 】
葬儀の中での記憶は全くといっていいほど無い。ただ泣いていたように思う。
泣いて泣いて泣きくれて――そんな逃避の酩酊からおぼろげに覚醒した時、キトラは己が一人ぼっちになったことを
受け入れた。もう泣くまいと誓った。これからは一人で生きていかなければならないのだと覚悟した。
奇しくもそれは、マクスウェル家三代目当主キトラ・マクスウェルとしての誕生でもあった。
ゆえに、台所で不意に感情が溢れそうになるのを察知してキトラは足早にそこを後にした。
泣いてもしあの頃の自分に戻ってしまったのなら、もはや一人で生きていくことなど出来ないであろう。ただ衰弱
して、死を待つだけだ。
一時期はそれも考えた。しかしそのつど思い出されるエドナとの思い出にキトラは踏みとどまった。ここで悲観に
くれて死を迎えるということは、自分を育ててくれたエドナへの侮辱となる。使用人達が我先に屋敷を出て行く中、
一人残ってまでキトラの世話をしてくれたエドナの行為全てが無駄になる。
そんなエドナの行為を無駄にすることなど――彼女との思い出を否定することなどキトラには出来なかった。
それだけは、決してしてはいけないのだ。
「――ふう」
玄関のホールまで走り、強く目頭をこするとキトラは大きくため息をついた。
そうして呼吸を整え、
「いつまで泣いてちゃ……かっこ悪いよね」
微笑み、気丈に己を奮い起こしながらようやく当主としての自分を取り戻す。
「さ、お仕事しなくちゃ。溜まってる書類に目を通さないと」
そして精一杯に強がってから、二階の書斎へと上がる階段を踏み出したその時であった――
「メイドが、来たど――――ッッ!!」
突如として玄関のドアが押し開かれたかと思うと、そんな叫び声がホールに響き渡った。
「メイドが、来たど――――ッッ!!」
突如として玄関のドアが押し開かれたかと思うと、そんな叫び声がホールに響き渡った。
「えッ?」
すでに階段の一段目に足をかけていたキトラは、その声に両肩を跳ね上がらせ振り返る。
そこには――両腕を広げ、両開きのドアを開けたままの人影がひとつ。
「……誰?」
瞳をしかめたまま、それを凝視するキトラ。ドアから差し込む朝日が逆光となって、その人影の主を確認することが
出来ない。
やがてそんなキトラの声に応えるよう、
「おい、メイドが来たぞっ。これからは、オイラがキトラのメンドー見てやるからな!」
自信たっぷりな、少年の返事(こえ)がひとつ。
「――リッコ?」
やがて目が慣れ、そこにいる少年の姿を確認するとキトラもその少年の名を呼ぶ。
「おう。おまたせ、ご主人様♪」
そうしてあっけに取られるキトラを前に――少年・リッコは満面の笑顔を見せるのだった。
【 2−1 】
丘を越え、坂を滑り、道を駆け――少年・リッコはマクスウェル邸を目指し急いでいた。
リッコは今、ある決意を胸に秘めていた。
それこそは、マクスウェル家に赴き、そこの小さき当主・キトラと供に在ろうという決意。
かのキトラはリッコにとって幼なじみであり、そしてかけがいのない親友であった。
今より10年前――かのキトラ達・マクスウェル家は、ここシランの片田舎へと越してきた。
目立った産業も工業もないそんな辺鄙な場所では、かの家族の登場は当時、大きな話題となった。
もっとも話題になったのはやはり、当時まことしやかに囁かれていた、“大量虐殺に加担したマクスウェル家”の噂
それであった。
現在も然ることながらあの頃の世情はまだ、お世辞にも落ち着いているとはいえなかった。連日戦争による死傷者の
報道がなされ、人々は常に死の影と隣り合わせの生活を余儀なくされていた。それはこの片田舎であっても例外ではなかった。
そんなところへ、あのマクスウェルの登場である。
もちろん彼――ドレルの開発したライターが、当初から武器製造の為になされたものではないことを人々も知っていた。
しかしそれでも人々には不安定な情勢の恐怖や政府への不満――そういったフラストレーションの捌け口が必要であり、
またひとり財を成していくマクスウェル家へのひがみもあった。
ゆえに人の口に戸は立てられず、ここへ来てもまた、マクスウェル家は後ろ指を指されることとなった。
現にリッコも、『あの家には近づくんじゃない』――と両親に言い聞かされたことがある。
今もそうであるがその当時――リッコの家はマクスウェル家への食料品の配達を任されていた村唯一の総菜屋であった。
そんな顧客の陰口を両親が囁くようなことはなかったが、それでも必要以上にかの家と接触すること、そして家庭の中で
その話題をすることは極力避けていた節があった。
もっともそれも仕方のない話ではあったのだ。村でただ一軒の総菜屋として生業を立てている以上、変にマクスウェル家を
擁護して孤立してしまえば、それこそ自分達一家の危機にもなりかねない。
ゆえに両親は、かの家との必要以上の接触をリッコに規制した。
しかしながら、そんな両親の口止めも無駄に終わる。
あるとき定例の配達に父とそこを訪れたその日――リッコとキトラは出会ってしまった。
裏口から食料品を運ぶリッコと、手入れされた庭の中央でその様子を見守っていたキトラと二人の目は会った。
しかしながらそれも一瞬のこと、キトラはすぐに視線を振り切って庭の奥へ潜ってしまった。あとにはリッコだけが残された。
本来なら、その出会いもそこで終わりである。
しかしリッコは――キトラの後を追って庭の中へと入っていった。 【 2−2 】
そもそも、使用人風情のリッコが無断で貴族の家の庭に入っていくこと事態、大変に無礼ではあるのだ。しかしリッコはまだ、
そんな分別もつかない子供であった。そしてまた、新しい友達の予感に踊る心を抑えられない、純粋な子供であったのだ。
庭を抜け、その敷地の端にポツンと立った温室の中にリッコはキトラを見つけた。
そうして何臆することなくリッコはその中へと入り――そんな自分の登場に驚くキトラと初めて対面を果たした。
リッコ自体その時のことはあまり覚えていないのだが、当時を語るキトラは、『友達になろう』と手を伸ばしてくれたリッコの
姿がとても可愛かったと話してくれた。
ともあれ、こうしてリッコとキトラは友達になった。
それからというものリッコは毎日のようキトラの元を訪れては、野に山にと共に遊びまわった。
面倒見が良くて優しいキトラは、いつもリッコの面倒を見てくれた。
一緒に森へ出かけて迷子になった時も、一人泣くリッコをキトラは背負って帰路を探してくれたし――一緒に坂すべりをして
転んだ時でも、やはりキトラは泣きわめくリッコを背負って帰った。
互い同い年ではあったが、リッコにとってのキトラは誰よりも頼れる兄のような存在であった。そしてそんなキトラを――
リッコは大好きだった。
そうして二人は少年時代を供にすごした。
その中にはもちろん悲しいことだってあった。キトラの祖父が事故にあい、妹が病に倒れ、そして父母もまた不幸な事故のもと
相次いでこの世を去った。
そのつど悲しみに打ちひしがれるキトラをリッコは見た。そして慰めた。普段無口なキトラもリッコにだけは良く話したし、
そして悲しい時には涙を見せ、その胸の内を打ち明けてくれた。
だからリッコは思っていた。
彼は自分との会話を楽しんでくれるし、彼は自分にだけその泣く姿を見せてくれる――自分にとってのキトラが特別な存在で
あるのと同じく、彼にとってもまた、 “自分は特別な存在”であるのだ――と。
そう信じて疑わなかった。
しかしそんな考えこそ、自分ひとりの身勝手な思い込みなのだとリッコは思い知らされることになる。
キトラがここに来てから幾度目かの春のその日――マクスウェル家に仕えていたメイドのエドナが他界した。
彼女のことはリッコも良く覚えている。
いかに同年代の友達とはいえ、やはり“階級の差”から二人が遊ぶ姿を快く思わない使用人達がその当時、屋敷にはまだいた。
その最たる者であった執事や侍女などは、リッコの姿を見るたびに追い返し、両親へ苦情をも訴えたものだ。
しかしそんな使用人達の中で、唯一リッコとキトラの仲を認めてくれたのが家政婦の彼女であった。
キトラにしてもエドナは特別な存在だった。 【 2−3 】
一族の事業に追われ、年に数度しか会うことのなかった両親以上に、彼女の存在は大きく、そして暖かいものであった。
そんな彼女が亡くなった時の――あの時のキトラの姿は、今でも思い出すたびにリッコの胸を締め付ける。
彼女の亡骸にすがり、泣き、取り乱し――しまいにはその悲しみのあまりに衰弱して、後の葬儀すらまともに出席できない
ありさまであった。
その時だって、リッコも黙ってそれを見ていたわけではない。
自分なりに彼を気遣いながら、その時もリッコはキトラへと声を掛けた。慰めた。それでキトラは落ち着くものだと思っていた。
いつものように。
しかし――そんなリッコの声・想いなど、微塵としてその時のキトラに届くことはなかった。
それどころか、そんなキトラにはリッコの存在さえ見えてはいなかったのだ。自分などそこにいないかのよう取り乱し、泣き暮れた
――その時になってリッコは気付いた。
キトラにとって自分は、けっして“特別な存在”ではなかったのだ、と。どこにでもいる“ただの友人”であった自分だけが、
おこがましくも彼の“特別な存在”と思い違いをしていただけだったのだ。
それに気付いてしまったことが辛くて、そしていつまでも泣き止まぬキトラが心配で、リッコもまた日を重ねて泣き暮れた。
そうして一生分の涙を泣きつくしたかと思うほど泣いて眠り落ち――その長い眠りから目覚めた時、リッコの泣きはらした瞳には
ある決意の光が宿っていた。
自分(リッコ)は、キトラが好きだ。
それは友人や親兄弟に持つような親近感ではなく、他人を想い慈しめる気持ち――ただひとつ“愛”と言う真実それであった。
彼の為に傷つき、そして泣き暮れてもなお彼のことを想い続けた日々が皮肉にもリッコにそれを教えた。
それこそは、リッコの新生であった。
過去にエドナがそうであったよう、その気持ちに気付くことによってリッコもまた、愛する人の為に尽くせる自分へと生まれ
変わったのだった。
そうしてリッコは決意した――彼の傍にいてあげることを。
もう彼を悲しみにさらさせぬ決意をリッコはした。
かくして次の朝、肩掛けカバンひとつの全財産を担いでリッコは家を出た。
両親には、二度とこの家には戻らないと前日の晩に告げていた。 キトラと供に在ろうという決意は自分だけのものだ。そんな自分勝手な理由から両親に迷惑は掛けられない。――だからこそリッコは、
二人に『親子の縁を切る』ことを継げた。
そんな決心と明日の出発をつげる我が子に、一方の両親は何も言わなかった。そして今朝の出発にだって見送りにすら現れなかった。
しかしリッコは、それを両親の愛だと理解した。
もし『行くな』と言葉を掛けられたなら、リッコは今朝のよう決意も新たにここを出ることは叶わなかっただろう。
両親の口から発せられるその言葉には、マクスウェル家に関わることで生じる“村での孤立”、そしてかの忌まわしき“呪い”に
触れようとしている我が子への不安――それらが込められている。
父母からそれを聞けば、リッコは二人の身を案じ、罪悪感を抱いた旅路を余儀なくされたことだろう。そしてこれから立ち向かう
マクスウェル家の呪いに畏怖し、今後の自分の行く末に不安を抱いたことだろう。
それを案じたからこそ、両親は“何も言わなかった”。
我が子の身を心配しない親などいない。二人だってさぞ、旅立つリッコへと励ましや、あるいはそれを引止める言葉を掛けたかった
であろう。しかしそれらを口にしてしまえば、リッコの自分達に対する思いやりを踏みにじるばかりか、息子の一人立ちすら妨害して
しまうこととなる。だからこそ、あえて二人は旅立つ我が子に“何も言わなかった”のだ。
それこそが、いま自分達ができる我が子への精一杯の思いやり――愛であったから。
だからリッコは今日の旅立ちに何の後ろめたさも不安もなかった。その愛を一身に受け、心には一片の曇りなく村を出ることが出来た。
そうして丘を越え、坂を滑り、道を駆け―――少年・リッコはマクスウェル邸を目指して急いだ。
「もう少しだ」
緩やかな傾斜の道を登っていくと、地平線の向こうからその屋敷の頭がせり上がって来る。そして完全にその道を登りきると――
数十メートル先には、かの館の全貌が見えていた。
大きくひとつ息を吸うと、リッコは地を蹴り走り出す。そしてその距離を一気に駆け詰めると、改めて門扉越しに屋敷を見上げた。
格子状に造られた重奏な門扉のそれは、さながら牢獄の鉄格子をリッコに連想させた。そしてそんな印象は、その中に一人でいる孤独な
キトラのイメージをさらに強くさせた。
「――今いくよ、オイラが」
鼻を鳴らすようして呼吸を整えると、リッコはその格子の間をくぐりぬけ、敷地の中へと入っていく。
―――呪いなんて……全部オイラが追っ払ってやるんだ。
荒れ果てた庭を進みながら決意を新たにする。
―――今以上に笑わせて、幸せにして――“呪い”なんて、全部笑い話にしてやるんだ!
そんな“使命”を胸に辿り着く館の扉――そしてこれから始まる使命(たたかい)への烽火(のろし)とばかりに、
「メイドが、来たど――――ッッ!!」
リッコは声高らかに、その扉を開いたのであった。 これ自分で書いてるの?
勝手に転載するのはまずいんじゃないの。 >>405
いちおう『本人』なので問題はないです(^^;)。どうか読んでいただければ……。
-------------------------------------------------------------------
【 3−1 】
「――メイド? リッコが?」
突然の申し出に、さすがのキトラも怪訝な表情を見せた。
そんな彼の反応とは対照的に、
「おう♪ なんでも言ってよね」
一方のリッコはというと、これ以上にない笑顔を見せる。
「で、でも――『メイドをやる』って言ったって、何をするのかリッコは分かってるの?」
「大丈夫だって。キトラの面倒をみるんだろ? なんでもしてあげるよ。これからはずっとここにいるから」
「いや、そうじゃなくて――それ以前に、『ずっとここにいる』って訳にはいかないでしょ? お父さんとお母さんも心配するよ」
リッコのペースに飲まれながらも、どうにか彼を説得しようとキトラも言葉を繋いでいく。
しかし、
「父ちゃんも母ちゃんも知ってるよ、このことは。ちゃんと言って出てきたから。二人とも何も言わなかった」
「―――ッ?」
そんな説得に対し、さもあっけらかんと応えてくるリッコの言葉にキトラは息を飲んだ。
いかに子供とはいえ、自分(マクスウェル)の家が何と噂されているか、キトラは知っている。そしてその噂ゆえに、この家がシランの
集合体の中で孤立していることもまた知っていた。
だからこそ、
「だったらすぐに戻るんだ!」
なおさらキトラは声を強くした。
もしこれ以上自分と――この家と関わろうものならば、
「リッコ達家族も、ここで暮らしていけなくなるぞ……」
やがてはリッコ達もまた、ここでの暮らしを奪われることとなる――そうなることをキトラは恐れた。
キトラにとってのリッコは、かけがえのない友人だった。そんな大切な人が自分のせいで苦しむ姿をみたくはなかった。――もうこれ
以上、この呪いの犠牲者を増やしたくはなかった。
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