「別れの一本杉」「王将」など日本歌謡史に残る名曲を多数残し、昨年文化勲章を
受賞した作曲家の船村徹さんが16日に死去。5500曲以上を手がけた戦後の
歌謡界を代表する作曲家の訃報に、歌謡界でも悲しみの声が広がった。

歌手の細川たかし(66)は、船村さんと最後に会ったのは1月18日に開かれた
「文化勲章受章を祝う会」だったといい、「先生からは『矢切の渡し』という名曲を
提供していただき感謝の一言です。私にとって先生との出会いは本当に素晴らしい
ことでした。ご冥福をお祈りいたします」と追悼。

また、大月みやこ(70)は「お元気でお過ごしとうかがっておりましたのに…。
本当に残念でなりません。昭和58年に『女の港』で私自身の歌世界を作り上げて
いただいて以来、私の大切な大切な恩人として長く敬愛申し上げておりました。
今は、ただただご冥福をお祈りするばかりです」とコメントした。