「カンチョー!」
げへへ、と笑いながら友人のAが指をねじ込んだのが、僕の尻の穴だった。ぐりぐりとこねくりまわすように、そして容赦なく突っ込んでくる。
夏用の薄いズボンも、これも夏用として買った極薄の下着も抵抗という抵抗はできず、むしろ裏切りの感触を持って侵入を許していた。
やめろよ、と言いたかった。本当はそう言いたかったのだ、僕は。
「ん、ふぅっんっ、あっ、や、やめぇ、あっ、やめ」
言葉と裏腹に腰はクネクネ動いてしまった。