まえがきには「僕は『横綱の息子』じゃない。その前に、花田優一という、ひとりの人間なんだ」というメッセージ。
花田さんは“大横綱の息子”として保証された何不自由ない生活を捨て、中学卒業後の15歳でアメリカ・ボストンへ留学。
その後、イタリア・フィレンツェ靴工房で2年半の修行を経て、現在は都内の工房で靴作りに打ち込む日々を送っている。
同書では、葛藤し歩いてきた道を振り返りながら、自身の「生きる」哲学と「働く」流儀をつづった。
「何故、お父さんと同じ相撲の道を選ばなかったんですか?」「何故、靴職人になったんですか?」と何万回と聞かれてきた質問についても、正直な思いを繰り広げている。
発行元の主婦と生活社では「今まで知らなかったありのままの「花田優一」がここに刻まれている。先が見通せず、どこか息苦しい時代。自分の働き方、あり方、生き方に、とまどい立ち止まっているすべての人たちへ届けたいメッセージ」としている。
花田さんは靴職人の傍ら9月に芸能事務所と契約し、TBSラジオ「花田優一 First Step」(月曜・後7時15分)などレギュラー番組もスタート。
今後も多方面での活躍が注目される。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171017-00000053-sph-ent
「生粋」の表紙
http://amd.c.yimg.jp/amd/20171017-00000053-sph-000-2-view.jpg
花田優一さん
http://pbs.twimg.com/media/DLMLBPnUMAIRtNz.jpg