栃木県真岡市などを受け持つ芳賀地区広域行政事務組合消防本部は21日、AV出演で報酬を得ていたとして、真岡消防署芳賀分署の男性消防副士長(26)を
停職6か月の懲戒処分とした。
本部総務課によると、非番の先輩消防士が4日、AVのサンプル動画を見ていたところ、副士長似の男優を発見。
本人に確認すると、出演を認め自ら上司に報告した。
出演の動機は「金銭面で困っていたから」。実際に、月17万円の車のローンの支払いに困っていた。
趣味のボディービル仲間から「俺もやってるから、君も出よう!」と誘われたのがAVデビューのきっかけだった。
昨年4月から副業を始め、今年8月までに総額90万円を稼いだという。
「50〜60本は出ている。報酬は1本につき1万〜2万円」と報告している。

この“不祥事”にAV業界関係者は「ただの汁男優だと1本で500円とか1000円が相場。
1万円を超えたということは、女優との絡みがある若手男優と同等のレベル。月平均2〜4本の出演実績があるのも、
監督や現場からの評判が良い証拠で男優としてのポテンシャルを認められ、出演の依頼があったのではないか」と
指摘する。
ボディービルも大会に出場するレベルだが、消防士としては消防車を運転する「機関員」。
筋骨隆々の体で精力も旺盛だったようだ。

「最初はお金のためだったろう。しかし、次第にAVの仕事が楽しくなってきたように思えたんじゃないか」(前同)