裸祭りの街に住む自分。
幼い頃から大人になったら
素っ裸で街を練り歩く大人を見てきた。

近所の床屋のおじさん
八百屋のおじさん
草野球やってるお兄さん
いつもはスーツ着て通勤してるおじさん

みんな裸祭りの時はちんぽ丸出しして
歩いて、まわりのおばさんやお姉さんから
キャーキャー言われて、照れながらも
前を隠さずブラブラさせてた。
ペニスも、チン毛も、金玉も、肛門も
みんな丸出し。
ズルンと剝けた亀頭がいやらしい。

ああ、彼らは恥ずかしくないのか…
普段は見せることのない部分を
あんなにさらけ出して…


羞恥心の塊の自分が、もうすぐその裸祭りに
参加しなくてはいけない年齢になる

どうしよう、引っ越そうか…
そんなことすら考えてしまう。

でも、草野球やってるお兄さんの
逞しい全裸姿を思いながら、
悶々してしまう。