高知大の南溟寮などで退寮者募る「相部屋は3密」
(高知新聞2020.05.28 08:36)
https://www.kochinews.co.jp/article/370361

「暮らせない」 反発の声も
 新型コロナウイルスが高知大学伝統の学生自治寮「南溟寮」などに影を落としている。
大学側は寮生が暮らす相部屋が「3密」に当たるとして、女子寮も含め1人1部屋とするため、退寮希望者を募集。協力した寮生には8万円を給付するというが、「生活が苦しいから寮を選んだ。それでは暮らせない」「退寮は納得できない」などと反発も出ている。
 男子専用の南溟寮は旧制高知高校の自治寮の伝統を継ぎ、1973年に朝倉キャンパス近くに移転した。
8畳2人1部屋で約130人が入寮している。朝倉キャンパス近くには、いずれも女子専用で6畳2人1部屋の「かつら寮」(寮生約55人)と、個室約80室の「ときわ寮」もある。

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