愛嬌はあるがポチャな嫁と較べて、目が大きくスタイルのいい妹。
小さい頃から周辺でも評判の美人だったらしい。
妹には好きな男がいたが、お互いの両親に反対され無理矢理に別れさせられた。
彼女はショックで仕事も辞めて毎日ふさぎこんでいるだけの日々、親戚から見合いを持ち込まれていた。
見合い相手は金持ちの次男坊で、ダンディ坂野に似た冴えない奴。
当然、妹は交際を断ったが美人に惚れたダンディは猛烈アタックし続けた。
自暴自棄になっていた妹は、親戚一同に説得され結婚した。
結婚して数ヶ月、このダンディは顔や頭だけでなく性格も悪いということが発覚していく。
嫁の妹は早くも後悔し、離婚したがっているがダンディは絶対に別れたくないという図式。
それが4年前。
毎年の恒例で、今年もお盆に四国の実家に行った。
妹夫婦は敷地内に離れを建てて住んでいるから、実家にほぼ同居状態。
俺33歳、嫁32歳、嫁の妹29歳、ダンディ36歳、嫁の両親の計6人の生活。
嫁は両親と毎日の様に外出、ダンディは仕事。
滞在6日のうち4日間が、俺と嫁の妹の二人だけで過ごしていた。
実は去年の滞在中に、俺と元カレが少し似てて彼を思い出すなんてことを聞いてるうちに
辛抱たまらなくなって、思わず嫁の妹を脱衣所で抱きしめたりした。
その時は「お姉ちゃんに怒られるよ」なんて笑っていたんだが
今年は抱きしめる以上を期待して嫁との外出を断り、家に残る計画にした。