翌日から瞳はかなり俺にまとわり付くようになりました(笑)。それこそトイレ以外は常にベッタリって感じ。
俺に対する純粋な気持ちからなのか、それとも罪悪感からなのか、分からないけど。
でもこうも言われた。

「もう二度と離さないでね」



もう俺達は真岡さんと縁を切る事にしました。やっぱ瞳のあの一言が効いてます。真岡さんの事が好きだというあの一言が。
学生時代にデカチン男に翻弄され、セックス依存症とまでは言わないまでも、自分自身の感情をコントロール出来なくなった瞳の過去を考えると、これ以上は危険だと思いました。
正直に俺のこの気持ちを伝えると、瞳は涙を流してました。
「本当に約束だからね?貴方のお嫁さんでいさせてね?もう絶対に私の手を離さないでね?」
確かこう言っていたと思います。

もう終わりにします。