親父がやったことは最低だし、ドクズな事だと今でも思ってるよ。
妹は途中諦めたとはいえ実際抵抗してたし
親父を異性として意識してても自分から踏み越えるつもりは絶対に
なかった筈なのに、それ無理矢理踏み越えたの親父だからね。
でも妹は俺の前では一貫して安定して
俺の知ってる妹でい続けてて、
俺の知ってる妹のまま、ごく自然に親父と接してた。
俺がここに書こうと思ったきっかけを書くと
GW実家にいて、リビングで3人でテレビ見てた時に
隣で疲れて眠った親父に気づいた妹が親父の肩に手をかけて
そっと体を倒して膝枕してやったんだよね。
「激務なのに私のことでも色々してくれて、疲れてるよね」
って、めちゃ優しい顔で親父の髪を一度撫でてさ。
で、すぐ関係のない話を振って普通に俺と喋った。
一瞬だけの表情だったんだけど、自分の中で妙に残ってて
もうどこかで話したくなったんだ。