自分で言うのもなんですが、私は生まれつき気取り屋なので
その辺の自尊心を傷つけられるとなぜか興奮してしまいます
自己愛と自己嫌悪がない交ぜになっているような精神状態なのだと思います
ひどいやられ方をすると、自分自身を哀れむような気持ちにしびれると同時に
開放感というかある種の贖罪意識に癒されます
そのくせ日常生活に戻ると「世間を欺いてるなあ・・・」みたいな
犯罪めいた興奮に逆らえず、ますます気取って上品ぶったりします
正直なところ、普段の私のような(いわせてもらえば気取った、上品な、清潔な)
女性を好む男性から好意を寄せられると、とても嬉しかったりします
それは単に異性に評価されて嬉しいという感情だけには収まらない黒い喜びです
そしてそんな自分が嫌らしくて息が詰まるようになって破壊したくなるのです
このように極端な両面性で心のバランスをとる循環が習慣になってしまっているので
将来、年をとって誰も相手にしてくれなくなったらと思うと不安です
身勝手な憶測ですが、肉便器をやっている女性の多くがいちばん恐れているのは
将来、便器として使ってもらえなくなることではないでしょうか