それ以上に嫌だったのが、
へべれけの状態の彼女。
深夜の喫茶店とは言え、流石に周りの目が痛く、恥ずかしかった。

◯◯さん、帰りましょうよ、タクシーで送りますから。
と言って店を出たけど、フラフラで歩けない。
こんなんじゃタクシーも乗せてくれないだろうなぁ。
あー面倒、面倒くさい、なんで俺が……ってだんだんイライラしてきた。

自分の腕にしがみつくような彼女(初めて腕くんだ)を見てたら、
いっそ、やっちゃう?と悪魔の声。

で、そのままホテルに。