仕事柄、いつもお洒落をして、清潔、知的といった印象を、人に与えなければなりません。
新しく入ってきた女性社員の、着こなしや所作の指導なども任されています。
でも、私には、安っぽいレディコミに描かれた、いやらしい絵などを眺めながら
身と心をじくじくと爛れさせてしまう、恥ずかしい秘密がありました。
日々、人目に自分をさらす仕事だけに、化けの皮を被っている、周囲を欺いている
という思いは、絶えずつきまとっていて
それが、私なりの罪の意識、なのかな?という気はします。
時々、外国の映画なんかで、告解のシーンがありますね。
人には言えない罪を、神父に告白して、懺悔をする。
(ゴッドファーザーは3がいちばん好きだというと、変わってる、とよく言われますが
そういうシーンがあるから好きなんです)
私にとっての便器活動も、ある意味では、そのようなものだったのかもしれません。
(クリスチャンの人には叱られそうですがw)