入ったら、もう客数ゼロでテーブル席へどうぞと言われた
そこの女子バイトの子は、目に特徴のある可愛い子で、テーブル席だと正面から料理を提
供してくれて目が合うってだけの、その程度のことで俺はラッキー!と思っていた
だが、今まで泣いていたの?ってぐらいに泣き腫らした目をしていて、ついどうしたの?
と聞いてしまった
その場は「あ、いや…」とはぐらかされ、ま、テレビドラマじゃないんだからこんなもん
でしょ…と思っていたが、会計時に小さなメモをレシートに紛れて渡された
「店長にHされるんです 高い特別な時給もらえるし避妊もしてくれるんですが…」
緊迫感はなさそうだと感じたけれど、とりあえずここでのバイトは辞めるようにアドバイ
スして、代わりのバイト探しにも協力した
その後、何だかんだで付き合えることになった
こりゃ店長も夢中になるはずだわ、と思わせるほどに彼女の体は最高だった
代わりのバイトは結局見つからず、ちょっとお金を渡したりもしたけど、そうなると俺
も店長と一緒じゃね?とか思えてきて、最終的は俺から言い出して別れた
今の彼女は、本名ではない名前で芸能活動をしている(あのトラウマのせいかな?)
逃した魚は大きい!みたいにはやはり思うけど、陰で応援してる