ざっくりいうと民事の場合って原告側に立証責任がある。
『自己に有利となる事実は有利となる側で証明しなければならない』なんだと。ま、当たり前だよね。
争点とは主張の食い違いなので、本人派と別人派で食い違ってるから今回の争点は「スカトロ=写真の男」かどうかって事だね。
今回本人派は訴えるつもりはないので原告にはなり得ない。となると別人派が原告となる。
『自己に有利となる事実は有利となる側で証明しなければならない』ので、別人派は別人である事実を証明しなければならないってことだね。
もちろん本人派も本人であるという事実を証明する必要はあるけど。
んでもって面白かったのは「証拠能力」と「証明力」の話。
「証拠能力」は何が証拠になりうるかってことで、民事としては無制限なのでどうやら口頭の発言も証拠にはなるらしいと。つまり「別人だ!」って主張の書き込みも一応は証拠にはなるんだと。
「証明力」ってのは証拠としての信用性の高さであって、証明力は有無ではなく高低で判断されると。
つまり、「スカトロ=写真の男」か否かの判断はそれぞれの立場から提出された証拠をもとに「スカトロ自発の写真のスクショ」の証明力と「別人だよって書き込み」の証明力とでどちらが高いかってーので判断されるってことよね。
さて、「自発写真のスクショ」と「別人です!発言」どっちが証明力が高いのかなぁ?
第三者が双方の証拠を見比べた時にどちらをより重視すると思う?
まぁ「自発写真のスクショ」だよねぇ…