>>825の続き。実家と呼べるものはもうないのですね。

離婚をしてワイと弟を引き取ったクズ母親は弟の自殺後、次第に鬱々とするようになり、それが原因
なのかはわからないものの重症筋無力症を発症し、治療費に当てるためボロボロだった一軒家を売り、
とりあえず数百万円を確保し、妹の家に転がり込みました。ワイにとっては叔母ですが、叔母の旦那は
すでに亡くなっており、その人から譲られた東京の郊外の一軒家に一人で暮らしています。

「じゃあ、そこに送るわね。住所を教えて頂戴」
「ねえ、あなた、ママはまだあなたの家族に会っていないわ。そろそろ会わせてもらえないかしら?」
会うのは構わないけれど、ドン引きするような貧乏人だよ?
「貧乏人でもあなたの家族でしょう?ママが会ってはいけない理由でもあるの?」
いや、別にないけど。
「突然会いに行ったら驚くでしょうから、まずママから電話をするわ。電話番号は?これ?」
「明日にでも電話してみるわ。これまでの一部始終も伝えようと思うけれどいいわね?」
突然一部始終を聞いても混乱すると思うよ。
「それならどこかで会って話をするようにするわ。それならいいわね?」

「会ってきたわ。いい人たちじゃない。綺麗な人だ、あの子にはもったいないって何度も言われたわ。
くれぐれもあなたをよろしくって。わかりましたと言ったわ。これから時々お会いすることにしたの」

会うのは勝手ですけれどね、ワイはあの母親だけは絶対に許せないのですね。ゴミ以下の貧乏人のくせに
妙なプライドだけは持っていて、吝嗇というくらいにカネに汚く、底意地が悪いババアなんですね。
死んでほしい。さっさと死んでほしい。

「あなたの気持ちは分からないでもないけど、親にそんなことを言うものじゃないわよ。あなたが
生まれていなかったらママはあなたに会えなかったんだから。他に親戚はいないの?」
いないよ。ワイの家系は寂しい家系で、親戚は何人かいたけれどすでに鬼籍に入っているよ。
「あなたに子供がいないわけだから、あなたの家系はあなたで終わりになるの?」
そういうことね。あんな家系はそもそもないほうがよかった。惨めで他人に後ろ指を指されるような
一家だからね。
「どうしてそこまで嫌うのかしら?それもやはりトラウマが原因かもしれないわね。ママが抱いて
あげるからこっちにいらっしゃい。安定剤を飲んで少し落ち着いたほうがいいわ」