二十歳過ぎ、ずっと昔からの知り合いの女の子が東京に遊びに来ると言う。
知り合いと言ってもネットの知り合いで、1度しか会った事が無かったが。
東京に来た時に、オレの家で一泊したい、と彼女から申し出があり、オレは大慌てで部屋を掃除。

泊まりに来た彼女を迎え、一緒に料理をしご飯を食べ、布団を敷いてまったりした雰囲気に。
しかし、オレは内心尋常じゃないキョドり具合。
それもそのはず、女の子の手を握ったこともないような、二十歳過ぎの童貞だったからだ。

意を決して彼女の肩を抱き寄せると、彼女は何も抵抗されずオレの方に頭をあずける。
そこからどうしていいか分からず、そのままの体制で二人してテレビを見る。


またまた意を決して 「キスしていい?」 と聞くオレ。
童貞をこじらせたオレは緊張しすぎて、既に手が震えている。
「いいよ」 と返事をもらい、初めてのキス。
キスってこんなもんなんだ、というある意味衝撃を受けた。想像していた程のことでは無かった。

その後が見苦しく、勢い余ったオレはストレートに 「エッチしたい!」 と言ってしまった。
「エッチじゃなくても、エッチな事がしたい!!」 と続けて伝えた。
彼女はびっくりした表情をしながらも 「分かった。電気消して?」 と。

電気を消して彼女のブラを外そうとするものの外れず、外してもらう。
胸の先端にキスすると、もしかしたら嫌がられるかも?と思っていたが、何も抵抗されない事に、何か衝撃を受ける。
自分が、女性に受け入れられているという事に実感が無かったんだろう。

その後、挿入しようとするものの、なんとコンドームが無い!! お互い病気を持っているかどうかを話し合い、生で入れる事に……。
もう少し下、もう少し上、と言われながら、緊張の初の生挿入。 緊張しすぎて震えるオレ。 チキンすぎ。

愛撫だとかよく分からなかったが、ぬるっと彼女の中に入った。 あ、童貞喪失って、思ってたよりたいした事じゃないんだ、というのがまた衝撃。
結局、イクことが出来ず、翌朝にもう一度挿入したものの、オレも彼女もイケずじまい。

彼女から、付き合って欲しいと言われたが、好みの容姿では無かったため、丁寧にお断りしたオレはクズ。