水商売というとキャバクラが一番に頭に浮かぶけど、その嬢はラウンジとかいう類の店にいたらしい。
そういうのに疎い俺は区別がつかないけど、とにかくキャバクラとは違うと念を押される。
キャバクラにもいた事があるそうだが性に合わずラウンジのお店に勤めてたらしい。
で、そのお店がママの都合で閉店となり何故か風俗へ、しかもソープ。
嬢曰く、客との駆け引きで水商売といえど風俗まがいの接待をしなきゃならんこともあるそうで。
もう、いっそのこと風俗でいいやと、どうせだからソープでいいやとなったそうで(笑
駆け引き一切無し、お金貰って本番までしますよのソープにしたそうです。
いやあ凄い! 素直にそう思った俺。
「○○さん、今度飲みに行きません?」
「えーなんか怖いなあ、なに企んでるの?」
「何もないですよ、ここじゃお酒の種類もないしお洒落なお店で飲んだほうが美味しいでしょ」
「嬉しいけどさ、お客とそういうの嫌じゃなかったの?」
「だって仕事じゃないよ、普通に二人で飲みましょって言ってるの」
「俺だって男だから面倒臭いこと言い出すかもしれないよ」
「だてに水商売長くやってませんよ、どんな男かぐらい見抜けるもんね」
「ますます怖いよ、俺はここで飲めればいいよビールか水割りで十分だし」
「そう言うと思った、わざと聞いたの〜」
「やっぱ企んでるんじゃん、おー怖っ」
そう、店の中で楽しめればそれでいい。
それがソープ遊びに嵌って導き出した俺なりの答え。