>>50 の続き(55の改訂版)

先輩の部屋は単身用の1DKでベッドも置いてあるが、単身者の部屋はみんなこんなものだと思っていたので、
特に意識はしていなかった。
キスをしていたら、そのままそのベッドの上に押し倒された。
「あなたが好きだったのよ。今まで気がつかなかったの?」
「‥‥‥」
色々親切にしてくれていたが、それを恋愛感情と結びつけて考えていなかった。こういういい人柄だと思って
いた。
「僕も好きだった」と返して強く抱きしめるしかなかった。
互いにベッドの上で抱き合っているのだから、自然にその先へと進行していく。
俺は夢中で先輩の身体をまさぐった。
「今は安全日だからね」耳元で囁かれた。
もちろんその意味は知っている。ということは抱いてもいい、いや「私を抱け」ということだ。

俺は先輩の服を脱がせ始めた。
先輩は会社から帰宅したままのビジネススーツで、上着だけを脱いでいた。
先輩は脱がせ易いように身体を動かしてくれる。ブラウスに続いて下半身に移り、スカートをめくると、黒の
パンストとその下に透けて見えるパンティを纏った両足が目の前に広がった。

先日、机の下から見た光景がよみがえった。
あの時に俺はある衝動に強くかられた。
あの場ではできる筈もないことだったから、その衝動を押し殺すしかなかった。
その衝動が今よみがえってきた。
今ならできる。ただ先輩がどう思うかと一瞬頭をよぎったが、その衝動の強さが勝った。
俺は先輩のパンストの股間に顔を埋めた。
先輩は驚いたのか、「アッ」と声をあげ、腰を突き上げて逃げるように動いたが、構わず太ももを抱えて押さえ
込んだ。
あの時のような香りに強く包まれた。