静まり返る浴室。彼女の荒い呼吸だけ。
「・・・・」
何かを言っているけど、換気扇?の音で聞こえない。
「ちゃんと言えって、聞こえないって」
「・・・・」
影が重なった。抱き合ってる?感じ
「ははは、よく言えたね」
「マジ変態(笑)」
「じゃあ、このままいっとく?」
「変なの(笑)・・・あっ、いやんっ」
パンパンて、凄い激しく腰を打つ音。その音に合わせて喘ぐ彼女に外の様子を気にする余裕は無し。
「よし、一緒にいくぞっ」
「だ、ダメっ!もういってるっ・・・・・!」
薄く動く影が止まって、一瞬の静寂の後、彼女の「あぁぁ・・・・」というため息。
そしてムチュムチュするようなキス音の合間に、「いやだ・・・・エロい」と泣きそうな彼女声。